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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
28 November

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28 January

京都市立芸術大学作品展ギャラリートーク

こんにちは。ナカニシです。

教室でも案内をしてるため、ご存知の方が多いと思いますが
2/12(水)-2/16(日)の期間、京都市立芸術大学作品展が開催されます。

詳しくはこちらをクリック


また2/15(土)には市長賞及び大学院市長賞を受賞した作品のギャラリートークが行なわれます。
年に一度の貴重な機会、絶対に参加しましょう!

2/15(土)は美術館と芸術大学を結ぶ直通のシャトルバスが出ます。
以下に詳細を記載しますので、
参加される方は2/2(日)までに京都アートスクール各教室にてお申し込み下さい。
ご不明点がございましたら、事務局までご連絡をお願いします。

日時:2014年2月15日(土)9:30~17:00
場所:京都市美術館(9:30集合)、京都市立芸術大学(17:00終了)
引率:京都アートスクール 教務1名
参加費:500円(バス代)
※京都市立芸術大学にて解散となります。帰りの交通費も忘れずにご用意下さい。

<当日のタイムスケジュール>
■9:30 京都市美術館 館内入口前にて集合
■10:00 京都市美術館 本館
 ・京芸学生によるギャラリートーク①
  (各専攻1人が自身の作品を解説)
 ・自由休憩。バス内で昼食も可能。
■12:50 京都市美術館 本館 正面玄関前にて集合
■13:00 シャトルバス出発 
■13:50 京都市立芸術大学到着
 ・京芸学生によるギャラリートーク②
  (各専攻1人が自身の作品を解説)
■15:20 学内見学
■17:00 作品展終了(各自で帰宅)

ご友人との参加も可能です。
興味のありそうな方を是非誘って下さい。
その場合も2/2(日)までにご連絡をお願いします。


それではお申し込みお待ちしています!



ナカニシ

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27 January

楽しい=正しい道ではない。ただ、正しい道を選べているときは楽しい。

こんばんは。サカグチです。
少し高い場所から見えるグラウンドで子どもたちが凧あげをしていました。
付き添いの大人たちの姿もありました。

糸をひっぱりながら走ると凧があがります。
走りつづけることで、凧はあがりつづけます。
はじめて凧あげをした日、
走りつづけることが凧あげなんだと間違っていたことを思い出しました。

何かの拍子で凧が風に持ち上げられ、本当に凧があがったとき、
凧あげというものが今まで自分が思っていた以上に楽しいことであることを知りました。

凧が下りてこないようにずっと走りつづけるあの間違った凧あげが、
全然楽しくもなかったら、もっと早く誤解に気づけていたのでしょうか。
もしくは、凧あげなんて全然楽しくないとあきらめていたのでしょうか。


楽しいと感じていることも、
そうでないことも、
まだまだ本当のところまで辿りつけていないと疑って欲しいと思っています。
教室のあちこちで、
いくつもの誤解が解けることを目指しています。
間違いに気づくことでよりいっそう魅力的な作品がうまれると信じているので。

直前講習京芸模試 現時点で86名が申し込んでいます。

             サカグチ

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26 January

無題

こんばんは、保田です。
直前講習開始から早くも1週間。



1月22日(水)彦根校


通勤中は寒いですが勤務中は熱い。(しかし、冬の琵琶湖は美しい!/瀬田川より撮影)
講評に望む態度もすごく真剣。その調子でがんばろう。ただ、もっと質問があってもよかった。



1月23日(木)、24日(金)七条校


上左)朝の京都タワー、上右)夕暮の京都タワー(七条校窓から撮影)
京芸クラスは1日2課題。2日とも、2課題目の方が全体のレベルが上がる傾向もうれしかった。



1月26日(日)北山校

開始直後のデッサン      完成直前のデッサン   
土日は少しだけ余裕のある時間設定。その分、じっくりと手直し制作してほしい。



保田は少しずつ各校で勤務していますが、それぞれ熱いですね。
この熱さを入試まで維持してほしい。(もちろん、途中、休憩もあっていいです)
中には、既に「何もアイデアが出ない!」と、てんぱったりしている生徒も見かけますが、
そんな「精神的追い込まれ」も含め、直前講習は、本番に向けての練習です。
一日一日大切に過ごしてほしいです。

講師は見守っているので、何かあれば何でも相談しましょう。
...しかし、保田は明日から1週間、島根県に出張に行きまーす!
松江と出雲の美術部員達(1・2年生)に立体構成を教えてきますよー!(楽しみ)

一応、遠くの空から、見守っていると思っておいて下さい...。

保田

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25 January

デザイン活動は地域に文化を残す ―世界のデザインの潮流―

センター試験お疲れ様でした。
 今日は、少し教室の中の話と離れて、
 皆さんがこれから飛び出そうとしている業界の話をお届けできたらと思っています。
 長いけど、「ウッ」てならずに、読んでもらえるとうれしいです。
 サイトウです。
 
 

 
 先日、『デザイン活動は地域に文化を残す ―世界のデザインの潮流―』
 という財団法人大阪デザインセンターが主催するシンポジウムに行ってきました。

 
 
 今回は、プロダクトデザインを軸に3名の方が講演をし、ディスカッションをするというものでした。

 安かろう悪かろうの大量生産で粗雑にものを扱う時代から、
 なんとなく「いいものを長く使う方がいいのでは」という時代に入っているように思います。
 
 じゃぁ、いいものってなんだ?

 たとえば、地域に根ざした伝統工芸や伝統的な技。
 たとえば、デザイナーが「いいもの」を問いかけて考え抜いたコンセプトのある製品。
 「売れるか分からないから、今まで売れたことあるようなデザインに変えて」という意見で変更になることが多いそうです。
 これをどう機械生産・大量生産の流通が主流な中で、生き残らせることができるか…
 そんなテーマが話し合われた日でした。

 (写真左)
 ■鈴木 美和子さん(大阪市立大学大学院 創造都市研究科 客員研究員)
 コスタリカやアルゼンチンの最近の動向を紹介されていました。
 多摩美の油画出身でその後、大学院などへ進学されているという経歴の方でした。
 最近のラテンアメリカでは、地域に残る伝統工芸の技や品を若手デザイナーなどが中心に発信して、
 地域発展に貢献しているらしい。(経済的な意味でもブランド化というような意味でも)
 それは社会崩壊とか、日本とはまた違う社会状況を背景に起こってきている流れでもあるようなのですが。
 また、デザインを「文化資本」という言葉で定義することで、商業性だけが優先される理解から、一歩すすんでいくのではっていうような話でした……と理解している。


 (写真真ん中)
 ■永田 宙郷さん(株式会社イクス/プランニングディレクター)
 日本の伝統工芸をどう流通にのせられるかということを企画されている。
 ちなみに、金美の芸術学出身とのことでした。なんだか身近ですね。
 伝統工芸を、ただ現代の大量生産にのせるんじゃなくて、
 「中量生産」「適量生産」こそ、日本にしかできない産業のこれからのあり方になるのでは?
 という考えを持たれてると話されてて、すごく私にとっては衝撃でした。
 なるほど。
 「大量」か「手作りか」っていう観点の間があるのか!と、とても新鮮。
 あと、人口減少に対して、無理に大きさを維持し、競争しあうんでなくて、
 「前向きに縮小していくべき」時代だと考えられてるとも言われてて、納得でした。
 
 
 (写真右)
 ■羽場 一郎さん (イデア株式会社/プロダクトデザイナー)
 この方は実際にご自身もものをつくるデザイナーでもあり、会社の経営者でもあります。
 ファッションデザインの専門学校を出られて、その後デザインプロデュースに関わる会社に勤められている中で、プロダクトデザインの道を志すようになり、デザイナーとして会社で勤められていたそうです。
 でも自分の考えたデザインを世に出したいと思う気持ちが強くなり、企業。
 これはリスクも背負う覚悟があるから、本当にすごいことだな…と思います。
 中国とかに発注しなければ、どうしても生産価格はおさえられない現状など、
 身をもって体験されている話をお話しくださいました。
 「デザインの理想と理念を持つべき時代」と言われてて、その言葉が心に残ってます。
  



 総じて、「デザイナーの創造性と商業性との摩擦=文化と経済のギャップ」の中で、
 商業性(経済)が優先されていた時代から、
 「デザインの優先順位が『損得より理をとる』」時代にしていくべきだという主旨でした。
 この精神は、ぜひ若い皆さんにも継いでほしいと個人的に思っています。
 
 今、予備校では技術を学ぶことが多いですが、大事なのは心の方でもあると思います。
 受験も同じで、独りよがりにならず、作品を通して思いや意思、意気込みを「伝える」ことを考えてほしいなと思います。同時に技術がないと、伝わるところまでいかないというのが技術の大切さであります。
 
 
 世の中、無料でいい取り組みがたくさんやってます。
 大学主催の講演会なんてのも多いですし、フットワーク軽やかに自分のアンテナに素直に行動してみてほしいなと思います。できれば、欲望ではなく、向上心に基づいて。
 
 そもそも、サイトウのアンテナは、
 冬期京芸模試の総合芸術学科の小論文課題で、柳宋悦の文章が出て、
 本を読み始めたことがきっかけでした。
 民藝運動の精神が共感できるなぁと思っていて、息子の柳宋理さんの本でなおさらいいなぁと思ってて。
 そしたら、HPでいいタイトルの無料講演があること知って。

 
 
 どこにアンテナの根っこが落ちているかは分からない!
 そんなわけで一日一日、わくわく過ごしてほしいです。
 がんばれ!

 

 <サイトウ>

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24 January

七条校の熱気



今日は、朝から夕まで立体課題をしている。
ときどき教室の空気を入替えないと、まるで倒れそうな熱気である。
七条校のその熱気に、ときどきクラクラしながら、私は階段を上り下りしている。
一日中缶詰になっていて、今日も外はあっという間に暮れている。
受験生の一日は実に短い。後もう少し!


ほらもう暗い、びっくり



田和



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