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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
28 November

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09 December

北山粘土

こんにちは。サカグチです。
ST生京芸受験専科の実技演習、今週は立体週間です。



4月の入学オリエンテーションのときに、「教える」だけでなく「育てる」まで行うのが教育であるという話をしました。
あれから時間が積みかさなって、最近、
北山ST生との導入や講評、制作の時間の中で「育っている」感じを感じることが増えてきました。

重ねた時間の中で解かれた誤解の数々、
時間を重ねる中で発見されたたくさんの事実のことを思いだすと、
胸がしめつけられるような気持ちになります。

一度の授業、一度の講演、一度のセミナーだけで人が「育つ」わけではなく、
それでも、一つずつを積みかさねることしか方法がない中で、
どれだけ過去の授業を振り返ることができるのか、
どれだけ共通の土台を持つことができるのかと考えることによって、
一度の授業がまた大切になります。

何かを学ぼうとする側にも、きっと大切なことで、
一度に期待しすぎず、
でもその一度の中で自分の過去の経験や、現在地をすり合せながら考えることができれば、
人は、その一度の中でもきっと育つことができると思います。

サカグチ

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07 December

彦根クロッキー会

こんにちは、彦根校の片岡です。みなさんもうすぐ冬期講習会か始まりますよ‼

受験が近づいてくると不安になったり焦ったりするものです。私も受験生の頃は不安になることもあったような気がします。しかし焦ることはありません、何故なら焦っても仕方がないからです。
それよりも自分が持っている時間を最大限に有効に使っていけるよう、落ち着いて対策していきましょう!一つ一つ問題を解決して行くしかないのです。
また学科に不安のある人はセンターの勉強も集中して臨みましょう!

また本日から日程調整期間に入りました。
振替を消化するための期間ですが、彦根校は大盛況でした!



ところで、
本日は隔週の第2第4土曜日で行われている彦根クロッキー会のお知らせです。

彦根校では定期的に行なわれているクロッキー会ですが、今年のクロッキー会開催もラストとなりました。12月14日土曜日が今年最後になります。12月28日の第4土曜日はクロッキー会はありませんのでお間違えないようよろしくお願いします。定期的に参加していただいている方はもちろん、まだ行ったことがないという方も是非ご参加ください!時間はいつも通り 18:30~20:30です。

それではまた

片岡

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06 December

後期/2学期授業もあと少し

ST/SP生は残り一週間の後期授業となりました。

その他、WSS/土日生や基礎生は12/7(土)~13(金)は日程調整期間となります。
振替がたまっている方は、講習期間や3学期へ振替できないので、
日程調整期間内にすべて振替をするようにして下さいね。




早いもので、4月の授業から始まり8ヶ月が経ちました。
初めてアスクに来た時のことや、授業初日の時に感じていたこと、覚えていますか?

   

初心の気持ちを忘れず、志がぶれることなく日々過ごしてください。

12/14(土)~冬期講習が始まります。
NET生や講習生もたくさん来るので、久しぶりに会えるのが楽しみです。

上田

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05 December

無題




みかんも顔を持つと、愛らしくなりますね。こんにちは、フルーツが苦手の田和です。

推薦入試の結果もほぼ出揃う頃でしょうか。
昨今の美大芸大受験においては、デザインを志望している生徒が美術科を受験し、日本画を目指す生徒が油画を受験したりします。世も変わりました。現代的で、受験における軽やかな転身として歓迎すべきことである一方、志望動機自体が希薄になったのではと疑いたくもなります。
いずれにせよ、どの時代のどんな生徒の受験にも対応していく、それがアートスクールであることに変わりはないでしょう。

面談や、進路相談をしていると、卒業後の仕事の種類、就職先、身の振り方について話が及ぶことがあります。そういう場合、自分の同期の話をするのはもちろん、有名な卒業生の逸話を話したりします。具体的に参考になりそうな書籍を勧めたりもします。また、昨今の大学案内をみてみると、たくさんの就職情報や、卒業生達の活躍が紙面を賑わせています。
それらを読んだ?見てみた?と質問すると、「色々あるのは知っている。」「よくわからない」「自分が望む情報ではない」「文章が長くて読む気がしない」「為になった」などなど反応も様々ある気がします。得てして、他人の活躍には興味が沸かず、身近に感じ辛い=遠い存在であるという事でしょうか。


しかし周りを見てください。
アートスクールには、各芸大美大を卒業した講師が在籍しています。
それぞれの先生方の、今の姿を、身近な先輩として、彼/女らが選んだ仕事であるということを考えたことがあるでしょうか?また、先生方の歴史を聞いてみたことはありますか?
活躍した時のこと、大きな失敗や成功談、途中で方向転換した理由、(筆をおいた理由などはあまり聞かないほうがいいのかもしれませんが…)たくさんの経験や選択をしてこられた生の存在であります。
僕は特に、ファインアート(美術)を志すということについて、その厳しさ、その難しさ、また楽しさについて、現状伝えられていないと思います。そもそも美術が楽しくなければ、稼げないにも関わらずこの世界に身を置くことを選択する人が、世界中でこんなに居るわけがない!と思うわけです。

12月15日(日)ASK各校で行われる美術系受験対策説明会では、こうした美大を目指すということの先にあることに話が及ぶ(かもしれません)ので注意して聞いてみてください。


「つくられる個性」という論文がネットで閲覧できます。 ※引用:つくられる個性/東京芸術大学と受験産業の美術教育 著者:荒木 慎也/ 平成17年 東京大学大学院 総合文化研究科 地域文化研究専攻 修士学位論文
数年前のものですが、関東の芸大受験産業を対象に受験生・芸大・予備校の三者の関係性について、学術的にまとめられたもので、非常に読み応えがあります。
興味のある方は読んでみてはいかが?



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