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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
28 November

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30 August

夏期講習 最終日

こんにちは。マシヤマです。

少し涼しくなって 「あぁ、夏も終わったなぁ。今年の暑さにはさすがに参ったけど、今となっては懐かしい」などと思っていたら、昨日今日と暑いこと! 完全にだまされました。

台風も近づいています。
子供の頃は台風が来るとなぜかワクワクしました。風が急に強くなったり、雨の匂いがしたり。一番好きだったのは『下の方(遠方)だけが明るくて、上の方(頭上近く)が真っ黒』そんな空を目にすることでした。「いつもと違う世界みたい。なんかカッコいい」と思ったものです。


明日から後期授業が始まります。(高卒生は9/9から)
折角の新学期が台風と重なりそうで心配。
暴風警報が出た場合の対応がアスクHP内で確認できますので、チェックしてください。
http://www.artschool.co.jp/tugaku/picup.html
【HPトップ⇒通学生へ⇒お知らせ】の流れでも確認できます。

本日は七条で指導に入りました。
夏期の間はほとんど北山にいた私にとって、七条生の制作は新鮮です。

京芸クラスの締めくくりは立体課題です。
のりしろの作り方や手順(手を入れて作業する空間を残す)など、やや効率の悪い人もちらほら。
「形を考えるだけでは不足。もっと時間を意識して、途中の進め方にも気を配るように!」と後期も言い続けるつもりです。

そして、8/30といえば【上杉先生の誕生日】なのです。
七条生が盛大に祝ってくれました。


何歳になられるのか把握してなかった生徒たち(笑)
いつまでも若いので永遠に26歳でイイと思います!

<やっぱり台風にワクワクする マシヤマ>

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29 August

8/24金美説明会を開催しました


 
 
 先日の8/24(土)に、金沢美術工芸大 説明会を開催しました。
 サイトウから簡単に報告です。
 定員オーバーによるキャンセル待ちの方も7組ほどいて、
 お越しいただけなかったのが残念でした。
 お申込みをいただいていた方は、まことにありがとうございました。
 
 
 


 金沢美術工芸大学は、昨年度から説明会に協力してもらうようになり、
 教員やスタッフの方ともご挨拶する機会が増えたのですが、

 みなさんが「大学をアピールしようとしている」という感触が大きいです。

 学生の話を聞いてても、金美のことが好きなんだなぁというのが伝わってきます。


 以下は当日お話しをしてくださった視覚デザインの鈴木先生が話されていた、
 金美の特徴についての話。


◆美術科(油画、日本画、彫刻、芸術学)
「アカデミックな教育がいい意味で残っている」
モデルさんが毎日ポーズをとっているような環境を残している。意外とこれがめずらしいのではとのこと。
(もちろん、現代アートとくくられるような規制の枠にあてはまらない表現もOKの前提だが)


◆デザイン科
「就職を最後の最後まで面倒みます」
実際、卒業生の再就職まで面倒みているとのこと。
これにはびっくりしました。少人数で、レベルがあるからこそできるんでしょうね。


◆工芸科
「工芸に対して、理解のある手厚い環境」
工芸品を売るような場所や、働く施設なども地域に多くあるとのこと。
そんないい話あるのか?と、学生にきいてもみましたが、「たしかに充実していると思う」とのこと。
目指す人は、いろいろその地域の人に聞いてみた方がいいですね。


 OBOG生も、講演をがんばってくれました。
 イギリスの大学院に進学する山元くんは、
 「日本の文化の継承と、環境保全への取り組み」とかかっこいいこと考えてるし、
 
 塚本さんは「askを練習の場にせず、askを本番の場として活かす」とか名言を残してくれたし。
 

 夏は実際ハードでした。
 みなさんも疲れが溜まってませんかね。
 少し秋らしい風がふいて、切ない気持ちになる今日この頃です。
 風邪などひかれませんように。
 

 <サイトウ>

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28 August

一つ一つ大切に

  
どーーん

彦根校で飼っている動物達「鶏」と「ライオン」です。
最近可愛くて仕方ありません。
そんなことを思っている松野です。

「いや~、躍動感でてるなぁ!」と、思うわけですね。
それで毎日、目がいってしまう。
「良いものは良い!」
ただそれだけの事なんですが、
なんかしっくり来ない出来の時、なぜこんなに難しくなってるんだ?となりますよね。
「分からないものは分からない」
それでいいのに、それが上手く描けないんですね。

僕はりんごの模様なんてとらえきれません。
とらえきれる程度の魅力なわけないですし、その魅力の方を描きたい。
じゃぁ玉子は?
それも、とらえきれません。
あのシンプルさに込められた美しさといったら半端ないです。

「まずは観察から!」と良く言いますが、
観察し、自分の中に入れた時、
きっと少し変化していると思います。
でも、それでいいんだと思います。
というか、それしか無理です。
ありのまま、素直に。
自分がみた視点で、大切に対象を描く。
皆さん、対象を「大切」にしてますか?
モチーフの気持ちになったら
「俺はもっとかっこいいぞ!」
とか、なってませんか?

大切に丁寧に一つ一つのカタチを追えば、絶対に応えてくれます。
後少しの夏期講習、頑張りましょう!!



松野

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27 August

下地

こんにちは。
彦根駅前校の片岡です。

最近ふと思ったので下地(マチエール)の話をしてみたいと思います。

皆さんも色彩構成などで下地を作る事があると思います。
私の下地との出会いはやはり王道のジェッソでした。

※ジェッソとは水溶性の白亜下地の材料。今では、さまざまな絵の具メーカーがアクリル絵の具の下地材としてアクリルを媒材にして売り出していて、時には描画材として使われることも。

ジェッソは他の白色の絵具と違い乾くと適度な硬さを持ち、適度な耐水性があるので非常に使いやすい下地材です。簡単に言うと「いい感じのデコボコ」が作れるのです。

これを画面に塗ったり盛ったりすると、絵具を塗ったときに画用紙への水分の浸透具合が変わるのでいい感じになったり、ならなかったりします…

使ったことない人は1回使ってみてください!少量の容器のものもあります。

ジェッソのほかにもこれまた王道のモデリングペースト(通称モデペ盛上材)やセラミックスタッコ(コンクリートみたいにざらざらになる)などなど色々ありますし、私の知らないような新しい材料もどんどん開発されていると思うので気になったら使ってみましょう!
下地の話は次回に続きます!

今日の彦根校




下地がジェッソです。



片岡

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26 August

自分の中に何かを組み立てる

こんにちは。サカグチです。

昨日、京芸模試の講評会が終わりました。
「終わりは始まり」だと、聞くことが多くありますが、京芸模試に関してもここからが始まりです。
講評会で見えた課題点をそれぞれが意識して制作を継続して下さい。
   



さて。
教えるということ、育てるということをしている中で、私自身が感じること。考えていることを少しだけ。

ある日、ふと思いました。
教えたいこと、伝えたいことが自分の中にあるのに、それがいったいどういった種類のことなのかさっぱりわからない。
確実に今までとは違うことを伝えようとしているのに、今までの自分が伝えてきたことと、今伝えたいと感じていることの違いがいったい何なのか自分自身にもわからない。

正体はわからないまま、きっと大切なことなんだという確信だけを持って、できるだけ自分の感覚に正直に素直に指導を続けていました。
並行して勉強する中で、自分の考えていたことにばったり出会うことがありました。
勉強する中で、自分がここから学んでいくべきことにめぐり合うことがあります。
「メタ認知」と言われる事柄が、きっとあの時の自分が教えたいと感じていたことなのだと今は思っています。

「メタ認知」とは、(本当に)ざっくりと言えば、自分の行動や考え方、知識量、長所、短所などを別の次元から眺め、認知するということです。
生徒のそのような能力を高めるための指導をしたいと考えています。
まずは自分がそのガイド役になることを心がけています。

昨日の講評会でも生徒のメタ認知のガイド役となるために、以下を実行しました。
A.各科目の気をつけるべき5つのポイントを伝える(全体像を把握した上で細部を認識するということ)。
B.見ることとはどういったことなのかを考え、整理して伝える。
C.人間の五感とはどういったことなのかを考え、整理して伝える。
D.普段できていたことが、なぜ模試でできなかったのかを考え、解決策を探る。
など。

実際の試験の場で、判断するのは生徒です。
生徒の問題解決の力を高めようとしたとき、生徒が自分自身を客観的に理解する必要を強く感じます。



そして、同時に基本的な部分の具体例を示すことも、もちろん大切だと思っています。

 サカグチ

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