忍者ブログ

今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
28 November

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

11 July

夏期講習スタートまであと少し

こんばんわ。実技講師のマシヤマです。

今週の土曜から(あさってから)夏期講習が始まります。
4月から始まった新学期もあっと言う間に夏になりました。きっとあっと言う間に夏期講習も過ぎていくことでしょう。

7週間の夏期講習ですが、何かを真剣に習得しようと決めなければ、一瞬のうちに終わってしまいます。
特に受験生は実戦対策を繰り返すので、各々の志望する大学(ないし高校)の傾向に近い実技をおこないます。


受験実技のことは夏期講習中にさんざん直面することになると思うので、今日は少し息抜き……というか、広めの視野で絵を見てみたいと思います。

先日、実際に私が観た絵を2枚紹介します。
 
(タイトルと作者は聞かないでください。忘れてしまいました。絵を観る時にタイトルも作者も別にどうでもい〜やといい加減に気にせずに、ニュートラルに観る人間なので)

この作品は2枚とも建造物を描いた絵なのですが、いつも描写や色彩で『気をつけるべき』と考えていることが実践されている作品であることがわかりました。
1枚目は前後感の演出に『暖色系・寒色系の使い分け』がされています。2枚目は『明暗で立体感を見せる』が顕著な作品。そしてどちらも『遠近法が正確』なこと。
巨匠に対して失礼なのですが、これらを観た時に「リアルで上手いなぁ」という感想が真っ先に漏れてしまいました。
リアルに見えるのには必ず理由があるので、後日その理由を分析するのはとても楽しいです。


夏期講習でキリキリしてしまう時期に、少し世の中にある芸術作品を鑑賞する目も持つと息抜きになります。
私なりの方法ですが、試してみてください。

<マシヤマ>

拍手[0回]

PR
10 July

夏期講習 私立芸大/マンガ・キャラクタークラス AO入試対策に関して

こんばんは。

実技講師の上杉です。

いよいよ来週から、夏期講習がスタートします。

関西私立芸大を第1志望としている生徒にとっては、AO入試まで、あと約1ヶ月です。
ASKの夏期講習では、各大学のAO入試が実施される約1週間前から、それまで行っていた実技対策からAO入試に向けた課題にシフトし、「コミュニケーション能力」と「プレゼンテーション能力」を養う事に対し、取り組んでいきます。

毎回の授業の最後には、受講者全員の前でプレゼンテーションを行う場を作ります。

この授業で得られる事は、「格好良いアイディアを生み出すコツ」、「人前で緊張せずスラスラと饒舌に話せるコツ」ではありません。
自分と向き合いながら、他人と向き合いながら、「考える事」と「伝える事」について、深く取り組んでいく授業です。

逃げずに妥協せずに。恥を沢山かきながら、取り組んでいきたいと思ってます。


昨年度の夏期講習、AO入試対策の様子↓





今週は前期/1学期の第13週、最終週です。
前期期間で学んだ事を、学び続ける夏期講習にして欲しいと思っています。


夏期講習期間、落ち込む事もあるかと思いますが、上手くいかない時こそ、伸びるチャンス。

上手く描けない人を見て、格好悪いなんて思う人はいない。
前を向いて、「具体的に問題点を見出し、改善点を立てる。そして試す。」その事に夢中になろう。

どろくさく、もがいている人は格好良い。




上杉




拍手[0回]

09 July

北山校 人物デッサン

本日、北山校の様子です。

今週から人物デッサンがはじまりました。

今年度はモデルさんを呼ばず、生徒同士が交代でモデルをつとめるような形式でやっています。なので、
普段は大教室へ続く廊下の風景がこんな感じなのですが、



現在はというと、


いるんですね。
まっすぐな瞳でモデルに勤しむNさんが、かなりの頻度でいるわけです。
こちらが長い廊下を大教室へ向かう間中、じっとおられるものだから、なんだか妙に面白くて、何度も噴出しそうになったものです。
そんな感覚を事務局長の上田さんも同様に噛み締めておられたようで、その彼女の手による撮影が上の写真なわけです。

しょうもないですね。
日常にひそむ何気ないしょうもなさです。
毒にも薬にもならんしょうもなさです。
ただ、暴論をぶち上げるとすれば、しょうもなさはあらゆる芸術の起源です。
想像してください。原始人のグループがいます。

ある原始人が言いました。
「おれ、あいつが狩りの最中に転んだ時のマネできるよ。ウホウホ」
実はこれ、舞台芸術が誕生する瞬間です。
その後は皆が口々に。
「あらくだらない。でも、あたしはもっと変な動きができるわ」舞踏の誕生です。
「変なのー。君らのこと他のグループに話しちゃおう」物語の誕生です。
「見て見てー、なんとなくヘビの抜け殻で全身覆ってみました」モード系の誕生です。
「こうやってイモに枝を刺したら、あの動物ぽくね?」彫刻の誕生です。
「木を組んだ上に牛のフンを並べて葉っぱを散らしながら小川に流すと面白いよー」アヴァンギャルドの誕生です。
「なんだか、わかんないけど面白いねー。ウホウホ」
「お腹はすくけど面白いなー。ウホウホ」

とそんな会話があったかもなかったかもしれません。
なんの腹の足しにもならんしょうもないことをするのは人間だけだというお話でした。

はやし




拍手[0回]

08 July

かっこつけたり、ぶりっこしたり


 日焼け対策を5月からは開始していたサイトウです。
 そして本日「やけました?どこか行ったんですか?」と聞かれたサイトウです。
 海とか行ってないよ…  
 切ないです。

 


 それはさておき、
 実技講師をしたり、広報のお仕事をしたりで最近思うことは、
 コンセプトって大事だなということです。
 
 「このことを伝えたい」それがある絵や、お話はおもしろい。
 器用なおもしろさではなく、芯があって、信頼できるか。

 「このことを伝えたい」と思えたら、あとはすすむだけ。
 「このことを伝えたい」が見つからないときが一番苦しいと思う。

 かっこつけようとしたり、気弱なふりしようとしたり、ほんとに自信がなかったり、
 いろいろあるけど、もがいている人は分かるし、
 取り繕ったり、自己保身している人も分かる。
 たぶん自分自身のことが一番よく分かる。
 
 ごまかしてる人の絵や言葉は、やはり軽薄に伝わると思う。
 描いたり消したり繰り返しながらも誠実な絵はやっぱり心地よく伝わると思う。 
 
 
 <サイトウ>

拍手[0回]

07 July

大学の入学者選抜要項

 

こんにちは。サカグチです。
先日、京都市立芸術大学HPに、平成26年度(2014年度)入学者選抜要項が発表されました。

学生募集要項は11/1(金)に発行される予定です。

入学者選抜要項の中で、(予定)と記載はされていますが、
美術学部の最終合格発表日が平成26年3月6日(木)となっていました。
昨年度の京芸合格発表日は3月8日。一昨年は3月9日でした。

平成26(2014)年度の公立大学中期日程は、「3月8日以降に試験を開始する」と定められています。
(ちなみに国公立大学の後期日程は3月12日以降と定められています)
なので、前期日程で試験を実施する京芸の合格発表日が3/8(土)以前か、もしくは以降なのかは、
中期日程に試験を実施する公立大学を併願する受験生にとっては重要なこととなります。

入試日程や内容、合格発表日は毎年変化します。

京都アートスクールに通う国公立大学を受験する生徒には、
夏期講習終了後、後期第1週から第3週の間に二者面談を行います。
また、10月中旬頃から三者面談を実施し、保護者の方とも最終の進路確認を行う予定です。

各面談の中で、受験計画から、併願先の決定、移動や宿泊の方法まで考えることになります。

 
書類の記入や手続き、高卒生は出身の高校への書類の手配など、受験準備は結構大変です。
自分が受験生のとき(1浪目)、受験準備と、実技対策とセンター対策とに押しつぶされそうになっていたら、予備校の事務の方に言われました。ひとつひとつやってけば終わるから、まずはひとつ終わらせよう。と。
その言葉を、今でもときどき思いだします。
「ひとつずつ」と自分を励ますことができるのは、受験生の頃のその経験があったからだと思っています。

             サカグチ

拍手[0回]