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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 November

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13 May

マチエールについて。

こんにちは。
実技講師の栗山です。

5月13日(月)の七条校の授業風景です。


ST、SP生の京芸クラスは、白黒写真を元に各自で色相と彩度を決め、水の量やマチエールなど駆使しながらよりリアルな画面の作成に挑戦する課題です。


皆さんは、マチエールの種類についていくつ知っているでしょうか。

スカンブリング、グレージング、デカルコマニー、スクラッチ、ドライブラシ、スパッタリングetc... 

マチエールを使う事で、明暗差や色の変化を追うだけでは表せない、複雑で深みのある画面を作ることができます。

例えばスクラッチという技法は、絵具の層を重ねて塗った後尖ったもので表面を引っ掻くように削ると、下に塗ったそう層が見えより立体的な画面になります。木の幹をリアルに描きたいときにとても効果的です。

絵を描いている時、1度2度色を重ねて何か物足りないなと感じることがあると思います。そんな時、いつもと違った絵画技法に挑戦してみることで、自分の絵画表現がさらに広がっていくのではないでしょうか。



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12 May

漆という素材

みなさん、こんにちは!!!
今日は七条校から!実技講師の大西です!!


GWが終わりだんだん暑くなってきましたが、まだまだ朝晩は冷えこみますね。
大西は、この寒暖の差に体がついていきません・・・
私の大学でも体調を崩している方が多いですが、皆さんは大丈夫でしょうか?
体調にはくれぐれも気を付けて下さい!


話題は変わりまして、昨日の山口先生のブログに引き続き、私が通う京芸のことについて紹介したいと思います。
その中でも今回は、私の専攻している漆工専攻のお話です。
漆といえば、みなさんお察しの通り、漆かぶれですね・・・
私も、現在漆かぶれで、かゆさと戦っています・・・
漆は独特の艶と輝きが魅力で、私も実は漆工専攻になるまでは本当の漆で塗られたものに触れたことがありませんでした。
しかし、漆の作品に触れているうちに漆に魅了されて、今は寝ても覚めても漆の作品の制作のことで頭がいっぱいです。(制作が間に合わないというのもあるのですが・・・)
漆工専攻は2年生では漆工基礎として、様々な技法を学び、3・4年生では自由制作になります。伝統的なことだけではなく、漆で現代的なアートや新しい挑戦などもしています。
そんな京芸の漆工専攻、ぜひ制作展などで作品を見に来てください。


最後は、5月12日(日)本日の七条校の様子です。
石膏デッサン(マルス)の講評と、サザエをケント紙で作る立体の課題の制作の様子です。


講評を見ながら思い出したのですが、私が受験生の時、自分の作品の評価が気になって気になって、講評はそのことで頭がいっぱいでした・・・評価が悪いと落ち込んだりしていましたが、講評を自分の作品をより客観的に見れる場であると思えば、もっと自分の作品の見方が変わっていたのではないかと思いました。自分自身の作品を自分で評価してみてもよかったかもしれません・・・
みなさんも、講評の時間どんな風に過ごすか、どんな風に自分の作品を見るかなどまた考えてみて下さい。


大西

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11 May

芸大で染織を学ぶということ。

こんにちは^^
北大路校より、実技講師の山口です。

こちらは本日5月11日の北大路校の様子です。
基礎Ⅰ科と美術系高校受験科は「果物の世界」をテーマに色彩表現をしています。


今日は京都芸大の実技授業について少し紹介しようと思います。
私は京芸で染織を学んでいます。
3回生前期の授業では着物を制作していて、着物の生地や柄・色をすべて自分で考えて作っていきます。

「着物をデザインする上でのルールを学びながらも、それに捕らわれない自由な表現をすることができる」ということが芸術大学で染織を学ぶ面白さだと思います。

今回初めて、友禅の技法を使って制作するので、慣れないことが多く大変ですが自分の思い描いた着物が仕上がると思うととても楽しいですよ。


山口

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09 May

植物園実習について

こんにちは、七条校から実技講師の谷川です。

今年もST、SP生の植物園実習が行われました。
私もアスクにST生として通っていたころ参加しました。
暑くて虫が多かったことと、通りすがりの他の来園者の方に話しかけられたことが
印象に残っています。
私は木漏れ日が落ちている葉っぱを描きました。
緑色オンリーの。本当に緑だけのやつ。
「親や先生によくこれ選んだね」と言われたのを覚えています。
一見緑だけれど、その中でもやはり黄色に近い所や青みのある部分、
木漏れ日が当たっている部分は、ふんわり白っぽく、一枚の葉の中でも色相や明暗や彩度が
変わっていること、また全体として、初見で受けた印象の葉の集まった立体感を出すための
明暗表現だとかに気を使って描いていたかなあと思います。

去年、大学の日本画専攻の課題で芋の葉を描きました。これまた緑の。
意外に、けっこう白っぽい緑をしていることに気を付け描いたところ、
教授に「明度がうまくいっている」「緑を探せていれてるね」と言ってもらえて
あぁ、植物園実習でやったことがしっかり自分の糧になっていると嬉しくなりました。

自分の目でしっかり観察、発見することがやはり1番大切で、
それが表現に繋がるんじゃないかなと、私は思います。

今年度の植物園実習の様子

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08 May

◆◆5月 途中入学受付中!◆◆

こんにちは。
事務局よりナカヤマです。

5月になりましたが、ひきつづき京都アートスクールでは通学部・通信部の入学を随時受け付けています!

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