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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
29 November

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29 March

京都精華大学ストーリーマンガ授業

こんにちは、田和です。

京都駅前七条校において、京都精華大学ストーリーマンガコースからおがわ さとし先生が来校され、AO形式での授業をしていただきました。




授業のお題はこちら




このテーマをもとに、ストーリーの枠組を決めるための、グループディスカッションを行いました。



一組は、お爺さんが主人公。お爺さんが「家の隣に建ったクラブの音がうるさい」 と、クラブへ怒鳴り込みに行く設定です。しかしなかなか帰ってこないお爺さん、、、実は、、、

二組は、兄と妹が登場します。兄の誕生日なのに妹が遅くまで帰ってこない。迎えに行く兄、そして、、、



こんな枠組で、2ページのストーリーマンガを描きました。
京都精華大学のマンガコースが第一志望の生徒をはじめ、キャラクターデザイン志望の生徒もいます。
受験生だけでなく、4月から高校2年生になる基礎科の生徒も参加し、志望先を見極める材料として授業に参加し、熱心にマンガを描きました。


AO形式での授業ですので、途中質問があれば大学の先生に直接聞けます。ストマン志望の生徒にとって貴重な予行演習になったはずです。


2時間半の制作の後、講評を行いました。これもAO形式と同じです。
先生が、生徒のマンガを一枚一枚、ストーリーを追って読んでいきます。





ふきだしに描かれた台詞が読み辛く、近寄るおがわ先生。
(マンガも人に見てもらい、評価を受けるものです。今回、読み辛いと指摘された生徒は、次回マンガを描くときは気をつけてください。)


●最低限読める状態にする
●大事なシーンのコマの絵について
●マンガの冒頭について
●マンガに必要なデッサン力について

今日の授業で、生徒は大事なことを学んだと思います。ASKでは、京都精華大学をはじめ他大学のマンガコース指導も行っています。興味のある生徒は、是非ASKへ足を運んでください。



最後に、おがわ さとし先生、この度は出張授業をしていただき有難うございました。
将来マンガを含め、美術を目指す生徒にとって大変貴重な時間になったと思います。



田和





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28 March

自分はできるのか?

 
 七条4Fの様子。棚が減り、教室が広々していますね。
 七条や北山は満員の講座が出てきています。

  
 北山 京芸描写クラスの様子。

  
 北山 askマンガクラスの様子。

  
 彦根 色彩クラスの様子。


 サイトウです。
 春ですね~。でも今日は京都は小雨も降り、花冷えですね。
 花冷えっていう言葉、20代になってから知りました。
 使ってみたかったので使いました。おとなの気分になる単語です。

 わたしにとって京都の春の景色や空気は、
 もどかしい学生時代の自分の感情も思い出す、なんとも感傷的な趣があります。

 学生時代の自分を思い出すと、
 「そういうのダサい…」「そんなセリフくさい…はずかしい」
 「ばっかみたい」「うそばっかり」 うんぬんかんぬん…
 なんか大人がきらいで、かっこよい生き様みたいなのにあこがれて、
 やたらいろんなものを斜に構えてみてたと思います。

 大学は、「どうしたらかっこいいものが作れるのか」その秘訣を教えてくれるものと思っていました。

 はじめての大学のデザイン課題で「自分で自分の名刺をつくりなさい」って課題が出たとき、
 「えっ、やり方教えてくんないの?」と思いつつ(えらそう。そして一番ばかなタイプの学生)、
 だっさいのしか出来なくて、素直に自分の制作物を受け入れらなれなかった思い出があります。

 実際教えてくれるんですが、それは文字への知識とか、印刷の技法とか、
 そういう条件的側面が多くて、「これこれこうやったらかっこいい」なんて答えではありません。
 
 受験時代、デッサンも色彩も立体もマンガも、
 だっさい作品しか作れずもどかしいこと多いと思います。
 はじめたばかりはそれが当たり前で、もしがっかりしすぎるなら自己評価が高かっただけ。勘違い。
 その作品が自分の正真正銘の実力であり、今のレベルなので、
 受け入れて、何度も何度も挑戦してください。
 うまくいかなかった作品に向き合ってる姿は、実はとてもかっこいい。
 逃げてる姿は、どんなにとりつくろっても講師にはばれてるし、かっこ悪い。
 ちゃんと向き合って下手になった人なんて1人も見たことがない。
 
 春期講習まだまだ続きます。がんばーれ!
 大学生になるみんなも謙虚に貪欲にがんばーれ!

 <サイトウ>

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27 March

特待生選抜試験




特待生選抜試験を行いました

実技の問題はかなり難題だったように思います

これまで行ってきた積み重ねがストレートに出てしまうような

そんな問題です

経験は財産とどこかで聞いたというか、よく言われますが

本当にそうだなと思います

一瞬一瞬の内容が濃ければ、なおさら

ピリッどころじゃなくビリビリ張り詰めた空気感の彦根校でしたが

その集中力、この後の春期講習、また通常授業にも持続させたいですね!

参加してくれた人

たとえ納得できる作品が出来なかったとしても

現時点ではそういうことです

ここで「くやしい!!!」を覚えましょう

やりきったって人もさらに素晴らしい作品を創れるよう

自分の作品、制作ペースなどを見直す機会になったら良いんじゃないかと思います

指導のない状態も大切な経験

一人でどこまでやれるかが問われますしね

今回、

僕は全員の絵がしっかり気持ちの入った絵だと感じています

お疲れ様でした

マツノ

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26 March

春期講習 七条校

京都でも桜がちらほら咲いています。
春の息吹が刻々と近づいているのがわかります。
しかし、眠い。
身体の方も敏感にうららかな春を察知しているのか、寝ても寝ても寝たりない。
寝坊してあわや遅刻か、などという場面もあり自分が自分で恐ろしい今日この頃です。
寝坊などという社会悪は撲滅するべきだと常日頃思っていますが、どうにも名前がいけない。
「ねぼー」みたいに脱力感のあるというか間抜けな響きだからつい甘んじてしまっていかんのだと思うわけです。
勇ましい響きの暴走族を情けなく「珍走団」と呼称する動きがあるように
寝坊もより罪悪感を煽るべく「堕落地獄三丁目ジ・エンド」という呼称に改めるべきです。

さて、どうでもいいことはさておき、
春期講習がしっかり始まっています。
七条校では新たにオープンした三階の教室がすでに活躍しています。
 
比較的きれいな教室で、すこぶる気持ちがいい。
春のフレッシュな気持ちを盛り立てます。

はやし

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25 March

あの時はよかったのに、今回はダメだったり。その逆もあったり。

こんばんは。サカグチです。

昨日のキャンパスプラザ京都。芸大受験説明会&作品展の様子。
 
 






私からは作品の『評価』に関する話をしました。
  
美術の評価って曖昧でわかりにくい部分があります。
100m走や、単語テストほどの明快さはありません。

生徒も講師もその曖昧さを理由にして、ちゃんとやりとりを行えていないときがあると感じることがあります。

だからこそ、生徒自身も評価の仕組みや種類に意識を向ける必要があると考えました。

生徒と講師がちゃんとやりとりを行わなければ、生徒を育てるということにはならないと確信しています。
よいことを褒める。よくないことを指摘し正す。
簡単なようで、ほんとはそんなに簡単なもんじゃない。
なにがよいのか、なにがよくないのか。
明確な項目もあれば、場合によって よい/よくない が変わる項目だってあります。

過去の説明会では、別の話をしてきました。

 
 
説明会だけではなく、授業の中でも時間をかけながら、同じ内容を伝えています。
受験生に知っていてほしいこと、感じてほしいこと、理解してほしいことが山のようにあります。
一つひとつ、ちゃんと伝えていきたい。
                         サカグチ

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