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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
29 November

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30 January

最低限

かなり久しぶりに、北山教室に来ました。
はやしです。

多い。


かつての学科教室もびっしりです。


今日は色彩の課題だったのですが、ちらりと講評にも参加させていただいて、
普段はぼそぼそ声の僕も、三割増しくらいで大きな声を出してみましたが、
ちゃんと聞こえてたでしょうか。

入試なんてものも、要はアピールでして、やはり裁定する人に声が届いてなんぼなんじゃないでしょうか。
自分はこんなことができる、あんなこともできる。でも、
一番やりたいことは、これだ!
という声を、作品で存分に響かせて欲しいです。

どうすりゃいいかわかんない人は、この講習で見つけていって欲しいし、
色んな講師の言ってたことを、もういっぺん思い返して、
最低限、これさえやっておけばOKみたいなものを
つくっておくといいかもしれません。
これさえやっておけば、
あとは、頬杖ついて好きな人のことを考えるもよし、鼻くそをほじるもよし、目からビームを出すもよし。
そんな最低限のやるべきことさえあれば、いいんじゃないかなあ
と勝手ながら思います。
いくらアピールといえど、あれもこれもはちょっとなあ。
と裁定する人も思っているはずです。

久ぶりに会った、あの人やこの人が頑張っている姿が見れて、
個人的に有意義な一日でした。


はやし

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29 January

ライバル

こんばんわ 保田です。今夜は草津から。



時々OBから、面白い音楽や本など紹介されることがあります。
こちらはだいぶん年をとってきているので
最新のカルチャーにうとくなりがち、ありがたい。
最近、あるOBから青葉市子という若い歌手を教えてもらい、
その人がすごく良すぎて…。     その話題は置いておこう。
それよりも

別のOBから苫米地英人という人の本を紹介された。
さっそく、古本屋で見つけて読んでみました。
テレビは見てはいけない」(PHP新書)という本です。
(テレビを見ない僕にはあまり意味のない本かもと思いながら)
その中に、面白い話があったので紹介します。

苫米地英人という人は脳機能学者とのことですが、
ある心理学をテーマにしたテレビ番組のアドバイザーを依頼され、
それに関する打ち合わせの席であるビデオを見せられ、感想を求められたとのこと。
それはプロゴルファーのタイガーウッズが、あるゴルフの大会で、ライバルとデッドヒートしていて
敵のラストショット、そこで敵が入れるか外すかで勝負が決まる。
入れば、ウッズと同点となり、振り出しにもどる。しかし外せばウッズの勝ち、という場面。
緊迫する状況の中、敵がショットを打つ瞬間のウッズの顔が映されていたとのこと。

そして、その時、ウッズは何を考えていたと思うか?ということが彼に問われたそうです。
苫米地氏は、映像を見て一目でウッズの考えが理解できたそうなのですが、それは、
ウッズは「入れ!」と心から念じていた、ということだそうな。

えっ?外したら勝つのに?優勝したら莫大な賞金が入るのに?

と思うのですが、そういう普通な発想とは違う思考スタイルこそが
ウッズをあそこまですごい人にしたとのこと。
つまり、ウッズは子供時代から「常に自己イメージを高める」ような教育を受けてきており、
あの場面で、「外せ!」と念じることは、自分のライバルがたいしたことがない奴であることを
願っているということで、そう考えることはウッズにとって敗北を意味する。
そうではなく、ライバルがよりレベルが高い存在で、そのスーパーなレベルのライバルを
さらに凌駕するのが自分である、という風に考えることが彼の思考のパターンである、とのこと。

うーん。さすが…。超一流は違うな、という話ですね。

まあしかし、考えてみれば芸大受験だっていっしょですよね。

自分が受ける大学がどんどん倍率下がって、楽に受かれるようになれば…と願う受験生はいない。
(はずです)
そうではなく、難しい大学に合格できる実力をつけて受かりたい、とみんな思っているはず。
さらに、どうせなら、受験というハードルを利用して、実技力をアップしたい、と考えているはず。
(美術系の受験の内容には、無駄なことが何一つない、というのは本当にすばらしいことだと思います)

そして、いっしょに受験対策をしている「ライバル」にも、当然ハイレベルであることを求めているはず。
(受験本番のライバルには「お手柔らかに」と思ってしまっている人も多いのかもしれませんが)
そうです。「ライバル」がハイレベルであることは本当にありがたいことなんです。
ってことは、自分がレベルアップすれば、それはまわりの「ライバル」達には感謝されることなんです。
だからこそ、がんばってほしい。みんな切磋琢磨してがんばってほしいです。






草津教室は、松竹梅の定位置がまったくない。毎日毎課題ごとにめまぐるしく乱高下します。
不安定と言ってしまえばそれまでだが、みんなで急成長している証拠でもある。
うまくいった時はすごくいいのだけど…。そうじゃない時は…。
なんとか安定までたどり着いてほしい…。



風邪から2日で生還した保田より

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28 January

『心・技・体』的3つのこと

 こんばんわ。北山教室のマシヤマです。

北山教室では、あと10分で京芸クラスの描写課題の講評が始まります。
土嚢袋を描いています。嫌なモチーフ……と思ってしまいがちですが、こんな物にだって魅力的な部分があります。それを見つけられるか、見ようとするかは自分しだいです。


今日の午前の課題の講評ではH先生から「上手いとは何か」について良い話しが聞けましたね。
実技が上手くなるためには『手』・『頭』・『目』を鍛えよう!+『心』も鍛えよう!!という話。

『頭』・『心』・『体』が健康な状態が望ましい。
スポーツでは『心』・『技』・『体』という表現がよく出てきます。
先のブログで田和先生が『序』・『派』・『急』を紹介していました。
大切なことって、3つあれば表現できるのかもしれません。
(私も講評で『やりたいこと』・『できること』・『すべきこと』を考えて!と言わせてもらいました。)


ではそろそろ講評時間になるので、このへんで……。

<マシヤマ>

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27 January

序破急(ゆっくり、加速、終わり)




序破急(読=じょはきゅう)という言葉があります。これは、すべての物事の展開してゆく流れ・リズムを表わす日本語です。
巷では、とある劇場アニメの副題としても使われていますね。なんのこっちゃない、僕も最近この言葉の存在を知りました。

この言葉の解釈は、伝統芸能から俗語にまで多岐にわたっていますが、意味を大まかに分けると、

序=ゆっくり走り出し
破=加速し
急=突然終わる

僕はこの言葉に、いろいろな人生の意味を重ねていい言葉だなぁと思うわけです。

一般入試もこれからが本番。
受験序破急でいうところ、破~急に差し掛かってきています。
僕は、ASKの生徒各々がこの言葉に自身の受験を重ね、物事の流れを感じてもらえればと思うわけです。

受験は結果オーライ、ともすると今の段階から結果ばかりに目が行きがちです。
助走は長く、十分に加速しきって、そしてビシッと終わる、受験勉強でも同じです。今はまだ十分に加速する時期だと思います。
序破急は、一連の流れ、、、つまり十分な助走無くして、加速はなく、十分な加速なくして、良い終わりを迎えることは出来ないということです。

こうしている間にも、時間は無情に過ぎていきます。


田和

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26 January

完全に集中しきってるあの感じ!



こんばんは、マツノです
僕がブログを書く日は雪が多い気がする
本日天候は雪ですが
彦根教室の熱気は雪なんかには負けませんよ
ただ、寒くなって冷えてしまうと体調を崩しやすいのでね
生徒の皆には十分に気をつかって欲しいところです
着膨れしろ!と言いたいくらいです
外は粉雪が舞っていて綺麗だけど
雪遊びはまた今度ね!

ところで直前講習に入って
ーなりふりかまわずー必死で制作してる子
増えたなと思います
いいな~って感じてます

制作中には
丁寧な作業が求められるところばかりじゃなく
一気に進められるポイントもある
そんな時すごいスピードでタッチが刻まれていくのとか

手を描くとき
魅せたいという思いからすごいポーズをとってるとか
先日の草津のクロッキーとか素晴らしいポーズじゃないですか!

なんというか
完全に集中しきってる感じ!
そんなのを見ると
ニヤリとしてしまいます
やるなぁ!と心から思います
いいもの作ろうとしてる!
当然、その分仕上がりも良い!

なりふりかまわずに有意義に過ごして欲しいです

ニヤリとさせてくれる子
待ってます!!

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