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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
09 April

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05 July

7/4京都造形芸術大学合同授業「デッサンの鬼」報告


 7/4(水)は
 京都造形芸術大学との合同授業「デッサンの鬼」がありました!
 
 授業の様子をサイトウがご報告します。
 
 
 
 京都造形芸術大学のアートリンクセンターより、
 石山潤先生と、北野諒先生にお越しいただき、
 「対話型鑑賞」という授業をしていただきました。
 
  
 
 まず最初は、導入として「言葉で描写すること」を体験。
 目の前にあるものを、
 それを見たこともない人に、言葉を使って説明します。
 
 言語化し、他人にも共有できる情報に落とし込むというのは、
 客観視するということですね。なかなか苦戦。
 実は通じてると思ってるけど、全然通じていない。
 通じないともちろん共感もしていない。
 そのズレにも特に気付かず、会話をした気になる。
 んーん、これはそこら中で起こっている、ぞっとする話…。

 
 いよいよ対話型鑑賞。
 作品を観て、気付いたこと、感じたことを発言します。
 
 人によって見え方が違うことが実感できました。
 同時にコミュニケーションをとるとけっこう共有もできると思いました。
 みんなはどうかな?
 

   

 最後はグループディスカッション。
 なかなか白熱しているところもあって、素敵でした。
 
 
 授業を通して、
 「頭がいい」とか「賢い」って「客観視できること」だなと思いました。
 「こういう意見が出てくる可能性がある」と可能性を考えられるか。
 それが考えられると、人がびっくりする発想がなにかも考えられる。

 その上で、決断できるか。
 その上で、温かみを持って、心地よいタイミングで他人に伝えられるか。
 
 善く生きていく ことは難題だらけですね。笑
 

 あのあと石山先生たちと話している中で、
 神がかり的名言がたくさん出てきました。厳選した1つを紹介します!笑

 人は自分と違う。それは当然。
 そのことをどう乗り越えるかがクリエイターの仕事なんだ。
 


 おされー
 
 <サイトウ>

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04 July

南山城を経て

 こんばんわ。北山教室のマシヤマです。

 先週STSP生は『南山城』へ行きました!……その様子は先日のブログにもありましたね。 今日の北山教室は、その体験を経て制作した色彩課題の講評会でした。
南山城に参加できなかった人は『日常』をテーマに制作しました。

制作風景と講評の様子を連続でお見せします。




←『団扇を持つ手の形』を指摘中のK岡先生!

『各自、こだわりを持ってテーマを絞れた』という意味では良い作品が多かったと思います。
でも、いま一つ説得力に欠ける部分が残る作品も多い。
それは【モチーフの形へのこだわりと切り方のこだわり】、【筆使いへの気遣い】、【五感を刺激するところまで迫る意識】、【技術の強弱での見せ方】、【色の吟味】……それらが少しずつ不足しているからです。

今、みんなが技術と意識を少しずつ体得しています。
制作中、あるいはスタート時点で「まあいっか、これで」で進めないでほしい。
全ては良い作品を作るためにあるんですから。


おまけの様子
 『製作開始前のみんな』
 『美術年表づくり、S藤先生を囲んで』

<マシヤマ>

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03 July

地道に前向きに

こんばんは。

七条教室より、実技講師の上杉です。

今年から実技を学び始めた生徒、必ず秋に追いつく。

上達には焦らない事が肝要です。
実技には経験が、一定の時間が必要です。 理屈で理解しても、その事を体現できるようになるには、少し時間が掛かります。 そんなものです。


長い目で自分を見てあげ、毎日前向きに取り組む事が大切だと思います。
夏期講習は苦しい期間になるかと思います。ただ、必ず秋に追いつく。

自分は出来ないやつなんだと後ろ向きに悩まずに、どうすれば良くなるのかと前向きに悩む事が大切です。夢中になって毎日前向きに悩み続けよう。

必ず描けるようになります。 そのときに備えて今のうちから学科にもしっかりと向き合っておこう。


一緒に頑張っていきましょう。



上杉

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02 July

7月4日(水)は 合同特別授業 デッサンの鬼

こんばんは。
ここのところ、テスト期間や体育祭、文化祭準備のため欠席者が多いです。
けれどももうすぐ前期の授業が7月13日(金)(調整期間は7/14~20)で終わるので、 振替で受講する人もいます。
いつもと違う曜日に来たため、今まで長いこと通ってたのに初めて会う人がいることもしばしば。
改めて自己紹介をしている光景を見て、少し新鮮な気持ちになりました。

 

早いものでもう7月ですね。
明日は京都造形芸術大学と京都アートスクールの合同授業があるのは知ってますか?

デッサンの鬼 
7月4日(水) 18:00~20:30 七条教室にて

「眺める」と「観る」の違い…う~ん、なんとなくはわかる気がしますけど、
実際にはみんなはどう捉えてるんでしょうか。
具体的に言葉で表すとなるとなかなか難しいですよね。
みんなの言語力、びしばし鍛えてきてください!!

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01 July

草津教室 本日の一枚  二枚目

こんばんは。
「草津教室 本日の一枚」です。
憶えてらっしゃいますでしょうか。
このコーナーは草津教室で制作された、優れた作品、そうでない作品を紹介しながら、
僕がやり過ごすコーナーです。

さて、草津教室本日の一枚 二枚目です。
クローズZERO 2 みたいでややこしいですが、
本日の一枚の二枚目は、草津教室で受講している唯一の基礎生、Tさんの作品です。



想定描写「アーチ」の課題ですね。
非常に細かいところにまで神経が使われています。
たとえば、この画面の中でわずかにしか見えていない、
ブロックの上面と下面。
明らかに側面とは、違うニュアンスで描き分けられています。
とくに一箇所しかない下向きの面は、独特な反射光の調子を
よく想定できています。
まだ受講しだして間もないので技術的にはつたないのですが、
Tさんの観察眼にはいつでも確かなものを感じます。
そういった普段の観察する力というものが、想定の描写になると浮き彫りになるようです。

当の本人に、この課題の感想をきいてみると、
「見るものがないので、描く行為が『作業』になりがちでした。それを払拭するのが大変でした」
入ったばかりの基礎生とは思えない言葉。すばらしい。
すばらしい上に、今日も乗り切れました。
ありがとうTさん。


はやし

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