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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
18 April

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15 June

京芸+嵯峨芸 教授インタビュー完成!


 出来ました~~!!!
 
 京都市立芸術大学 版画教授 出原先生、
 京都嵯峨芸術大学 造形学科・大学院准教授 大島先生、
 京都嵯峨芸術大学 日本画准教授 仲先生 へのインタビュー。

 
  
 
 サイトウです。

 このインタビューでは、入試のことや、受験生へのメッセージも記載しています。
 
  

 合否はもちろん大事なんだけど、
 感受性を豊かに、鋭く、能動的に 受験時代を過ごしてほしい。
 
 というメッセージをこめて企画しました。
 みなさんに発送もしますが、一応ここでもご紹介しておきます。 
 また感想聞かせて下さい。
 「もっと鋭くこんな話を聞いてほしかった」
 「今度やるなら、○○大学の△△コースの先生にしてほしい」
 とか。
 
 はぁ、なにより、形になると自分自身が嬉しい……
 快く、ご参加に協力いただけた先生方に本当に感謝です。
 
 
 <サイトウ>

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14 June

夏期講習早期〆切、もうすぐですよ

こんばんは。
今日はとても良い天気で、暑い1日となりました。
昼間は風が強く、高卒生クラスは窓を開けての制作。
涼しい風の中集中して制作に励んでいたようです。

3年生は期末考査前、もしくは最中ということで欠席が目立ちました。
何人かは以前休んでできていなかった課題を振替でしています。
 

来月はもう7月で夏期講習が始まります。 なんて早い…。
早期申込の締切りが今週17日(日)です。
まだ申込ができていない人は、忘れずに!!

2012 夏期講習

夏はぐんと伸びる時期。
夏期講習が終わった後のみんなの成長ぶりが楽しみです。

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13 June

色彩週間

 こんばんは。サカグチです。

 今週、北山と七条のST【京芸受験専科】【平面系デザイン科】は色彩週間です。
(彦根は先週がそうでした)
 鉛筆デッサンが恋しくなった人は、オープンアトリエを利用してね。

 さて、色彩課題ですが、前期前半は明確な課題条件のある練習課題を続けて制作していましたが、徐々に実戦的な課題に移行してきました。

 練習課題の場合、ある程度定められたひとつの頂点を目指して各自が制作を進めるのに対し、実戦課題では多種多様な作品が完成します。

 実戦課題の場合は、頂点ではなく、足元にひとつの点があってそこから様々な作品が広がっていくようなイメージ。
 
 実はその足元の点を認識するだけで、作品の出来は大きく変わります。
 おそらく、実際の試験場で足元の点を大きく見誤っている(まったく見当違いのことを進めている)生徒が20%くらいはいるような気がする。
(20%というのは、具体的なデータがあるわけではなく、サカグチの経験と勘からはじきだされた数字。そしてもちろんアスクから受験に行っている生徒には課題の本質を見誤ることのない指導をしています)

 作品一枚一枚の出来不出来を色々と考えるのも大切。
 それと同時に、根本に隠れている「課題の本質」を見誤っていないか考えること、制作を重ねながら、自分なりの「課題の本質」を築きあげること、そして疑うことが重要。

 北山ST生の作品、魅力的だなと思える作品が結構ありました。
  
 もっともっと色や形を好きになって、追求していきたいね。

                                  サカグチ

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12 June

観察しよう

こんばんは。

実技講師の上杉です。

本日は前期第4週から、毎週土日に行われている特別公開講座、「AO入試対策講座」と「マンガ特講」の七条教室の様子をお伝えしたいと思います。

AO入試対策講座の風景
  

マンガ特講の風景
   


AO入試対策講座、マンガ特講を指導していて、「観察する事」の大切さを感じます。
はじめに観察ありき。

どんな物事でも、多面体だと思います。
見るアングルによって、様々に意味合いが変化するものだと思います。
良く見えたり、悪く見えたり、美しく見えたり、醜く見えたりするものだと思います。
あらゆるアングルからその物事を観察し、時には大局的に、特には局部的に、大きく、細かく、浅く、深く観察する事が大切なんだと思います。


先週のAO対策講座は、「自分の為の7月、8月のスケジュールを立てる」というものでした。
ある生徒の作品が非常に面白かったです。
詳しい内容はここでは割愛しますが、自分自身を観察する中で見出した実感、思いがけない発見による感動が散りばめられおり、作品の見た目は地味なものでしたが、とてもエキサイティングに感じました。


翌日のマンガ特講は、「自分自身が体験した日常の面白かったことや興味のあったことを1ページのマンガにしなさい。」というものでした。
ある生徒の作品、その生徒が現在通う高校の、個性的な担任の先生をモチーフに描いた作品でしたが、とても面白かったです。
描きたい人物像を、読者と共有したいその先生に対する自分自身の思いを、じっくりと観察し、掴みとる事が出来ていたんだと思います。

観察する事で得た実感のある情報を、いかに、第3者に寸分狂わずダイレクトに伝えられるか、せりふ・コマ割りなどの表現方法が練られていたと感じます。


いかに表現するかよりも、まずはどれだけ観察できるかが大切なんだ。
改めて観察する事の大切さを学ばせてもらった二日間でした。




上杉

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11 June

ものづくりたるや


 先日、『ブラック・スワン』というDVDを観ました。
 決してハッピーな映画でないけど、とても感動しました。
 自分が体験しているわけではないのに、
 主人公の負の感情に感情移入しながら観ました。
 ナタリー・ポートマンの演技もとても上手でした。
 踊りも、音楽と映像とともにとても幻想的で少し暗くて美しかった。
 
 

 「いい物語」ってなんなのでしょうね~
 人間の心理や、思考を疑似体験できるものでしょうか。

 マンガを制作しはじめたばかりの生徒の作品は、
 「ちょっと自信のなかった女の子が、
 クラスでも人気のハンサムボーイとひょんなことからしゃべるようになって、
 二人は付き合う」的な、願望ものが多い気がします。(これはとくに女子)
 いわゆる「ベタ」(定型)になりやすい。
 ベタな物語は悪くないけど、
 作者自身の人間心理の追求や表現が弱いように感じます。
 作者自身が見つけ出した人間の心理や真理を他人が共感できるように説明してくような作業が必要だと思う。
 
 とはいえ「なにが共感できて、なにが共感できないの?」
 と質問されたらどう答えたらいんだろう…と自分でも思います。
 
 でも、人間はどこまでいっても「主観」の範疇は越えられないから、
 「客観」とよべるその場所まで近づこうとする。
 その営みが、なんて切なくて美しい…と思う
 こともたまにある。
 「わかってよ!」…ともやもやする…
 ことはけっこうある。きちんと説明しなきゃわかるはずないのに。
 きちんと説明してもわからないかもしれないのに。


 
 さ、それはさておき、
 そんなマンガづくりを学べる特別合同授業ありますよ!!
 
 

 <サイトウ>
 
 
 

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