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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
18 April

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04 June

芸大受験説明会

保田です。
昨日の林先生に引き続き草津教室より。
しかし、草津教室のことではなく、全国で繰り広げられている
アスクの「芸大受験説明会」について報告します。





ちなみに今週は、明日滋賀県立石山高校に行きますし、土曜は大阪市立工芸高校に行きます。
先週は京都府北部や兵庫県神戸市、来週は島根県、鳥取県米子市の高校。

内容は、高校からのリクエストにより若干異なりますが、プロジェクタによる解説(芸大の種類、受験の種類、倍率、学科と実技の比率、併願時の注意点、などなど)を行った後、持参したアスクの作例を見てもらいます。

目玉は、やはり京芸の再現作品でしょう。昨年度の再現多数に加え、過去7年分の200点台の作例合わせ、京芸だけで100枚近くあり、その全て点数が入っているので、それを観るだけでも京芸の出題傾向、評価傾向がわかるようになっています。その他、国公立ではなかなか見る機会のない金沢美大や愛知県立芸大などの国公立芸大、京都教育大、大阪教育大などの教育大学の美術、京都工芸繊維大学などの工学部系大学の建築やデザイン科の作例も多数あります。私立大学の作例に関しては、近年、オープンキャンパスで見る機会が増えていますが、武蔵野美大や多摩美大など関東系の私立大学の作例はなかなか観る機会のないものです。

 説明会では様々なことを伝えますが、全体として一番伝えたいメッセージは
「どんな大学だって、しっかり対策すれば合格できる。そのために何を始めるべきか」
ということです。しかし、それがすぐに伝わるか、といえば、なかなか現実は厳しい…。
「よし、僕もがんばるぞ」という反応の生徒も多いのですが「私が○○大学を受けるなんてとんでもない・・・」という反応も多々あって、力不足を感じさせられる場面も多い。

特に都会の高校と比べて田舎の高校だと、最初から高いレベルの大学をあきらめ気味の生徒が多いように感じられることが多い(もちろん全てではありませんが)。
それ以上に、美術科と普通科、進学校とそうでない高校で比べると、やはり美術科、進学校の生徒は、受験に対する意識が高く、自分が行きたいと思う大学に合格するためにはどうすれば良いのか、早くから、具体的に考えている生徒が多いのですが、そうでない高校の生徒は、動き出しが遅かったり、目標を低く設定しているように思えます。
(思いついたのが遅かった分は浪人するなどしても目標の大学に行けばいいのでは、と思うのですが、浪人はいやだという生徒が多いようです。)

すごく残念なことに思えます。確かに、学科力の高い生徒が多い進学校の生徒は、センター試験が課せられている国公立ではスタート地点からして有利であることは確かですし、都会と田舎だと、大学に近く、情報や画塾などにもアクセスしやすい都会の生徒の方が有利なのは事実ではあるでしょう。しかし、そういった客観的な有利/不利は実はほんとに極わずかの差でしかなく、それよりも、そういった有利・不利を過度に評価して「自分は合格できるんじゃないか/合格できないんじゃないか」と思い込んでしまうことによる心理的な差の方がはるかに大きいように思えるのです。

美術系の受験の場合、始めた段階での差というのはほとんどないと思われます。対策を始めてから伸びる部分の方がよほど大きいからです。学科力に関しては、ここまでの努力の積み上げによる差は確かに大きいし、すぐに挽回は難しいでしょう。しかし、例えば京芸のようにセンターの比率が比較的高い芸大でも、実際は実技点の方が差がつきやすいということがあり、実技(←対策始めてからの伸びが大きい)での挽回は十分可能です。それから積み上げが大きいといっても、学科でも、急激に伸びることも実際多々ある。
とにかく、まずは「希望を持つ」ということが大切だと思う。
だから、それを伝えたくて全国を回っています。


保田自身は、すごく田舎のまったく進学校的でない高校の普通科出身(当時の京都府の公立高校はいわゆる小学区制のため高校間の学力差はない、というのが建前でしたが、実際は平均的学力はかなり低い高校だったと思う)だったので、そういった高校の生徒にはシンパシーを感じますし、そういった高校の生徒が「あきらめ気味」なのを見るとすごく悲しくなるのです。勇気を出して欲しい。
古い例かもしれませんが、保田は京芸に現役で合格していますし、美術部の1つ先輩のM君は、何浪かしたものの東京芸大日本画に進み、今では超売れっ子作家(銀座で個展をすると初日に完売する)になっている。
(東京芸大の講師もしていたが、絵だけで食べられるようになったので辞めらしい、が、今もサイトが残っていましたのでリンクします⇒⇒⇒


第一、今時、その気さえあれば、インターネットなどで、どんな情報にだってアクセスできますし、交通だって安く便利になっている。
そういえば、アスクには、NET通信実技講座もありますので、日本全国どこでもアスクの授業は受講できます。そして夏期講習は遅れを取り戻す絶好のチャンス!!(急に宣伝ですが)

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03 June

草津教室 本日の一枚

最近にわかに活気付いている草津教室です。

土日は、通常の受講生、振り替えの生徒、AO対策、見学体験者、などでせまい教室がいっぱいでした。そろそろロフトの建設を考えています。

さて、今日は、
「草津教室、本日の一枚」というコーナーをここに立ち上げたいと思います。
このコーナーは、草津教室の生徒が制作した課題作品を、良い作品ダメな作品問わず独断で紹介するという、ブログに書くことが思いつかず困ったときに僕を助けてくれるコーナーです。
第一回目はこちら。


振り替えで出席していたFさんの作品です。
ご存知「三色塗りわけ」の色彩ですね。
このFさんの作品は、とにかく塗りがきれいです。
広い面も細かい面もムラがなく、きっちりと塗ってあります。
細部の描き起こしも的確に処理してありますし、時間内での完成度は十分です。
こういった平塗りの課題はやはり美しい作業がものをいいます。
余白がまったくといっていいほど汚れていないのは、合理的な作業ときれいに仕上げようという意識の証なのではないでしょうか。
そしてなんといっても、今日の僕にブログのネタを提供してくれたというのが素晴らしい。
ありがとうFさん。


はやし



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02 June

北山教室の様子


 またまたサイトウです。
 朝がんばって起きて、
 昨日ブログに書いた京展へ行って来ましたよ。

 いろんな作者の、いろんな分野の作品が一気に見られるのも新鮮ですね。
 1人の作家の個展とはまた違って、
 「私こういうの好き」「興味あんまない」とかを自分自身も発見できたようなかんじです。
 

 本日の北山教室の様子。
 三者面談や体験授業受講生などが最近はひっきりなしです。
 
 七条教室は、AO特講などもあるから、
 教室がもっとひしめいていることでしょう…

   
 オープンアトリエ活用中のST生。
 
 
 授業にて、制作中の高校1~3年生と中学3年生。
 

 おまけ。
 指導中のK先生。
  = 
 (「北山ボーイズ」より。すごい悪そう…笑)


 サイトウ
 

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01 June

京展に

 
 非常勤講師の服部しほりさんが、京展入選したらしい^^
 勢力的にがんばっている彼女。
 彼女は現京都市立芸術大学の日本画大学院生。
 
 作家としてやってったる!っていう意気込みがすごくて、尊敬してます。
 作家として生きて行くかは個人個人の自由なんだけど、
 とにかく彼女の自分で決めて自分で実行するっていう強さやがんばりは見習いたい。
 本当にこれからも応援したい人ですね。
 
    
 
 「京展」は,全国規模の総合公募展として,70余年の歴史があり,
 日本画,洋画, 工芸,彫刻,版画及び書の6部門から
 選ばれた優秀な作品を展示しています。
 名だたる作家を輩出してきた本展は,新人作家の登竜門として,
 多くの皆様に親しまれています。
 (京展 広報資料より)



 わたしも明日早起きして観に行ってこようと思ってます!
 早起きできたら…
 
 <サイトウ>
 

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31 May

京芸説明会 + 金美説明会!


 先日もお伝えした、
 京芸説明会と金美説明会詳細がHPにUPされましたよ!
 
 
 
 京芸説明会には、OBゲストとして昨年度のST生の2人を召喚予定…!!
 S.Yさん(依頼済み)と、Wくん(まだ依頼してない…)
 それぞれ、北山教室と彦根教室どちらかでお話してもらおうと思ってます。
 
 金美説明会にも、OBゲストとして昨年度のST生の2人を召喚予定…!!
 A.Yさん(工芸)とA.Mさん(視覚デザイン)。一応依頼済み。
 
 みんな昨年度のaskをホットにしてくれた、熱意あるメンバー。
 今、大学がとても充実しているようです。
 召喚して、大学生活のことや、
 入試の具体的なエピソードのことなどを話してもらおうと思っています。
 
 大学のスタッフの方にも来ていただきます。
 
   
 
 京芸は近年は、毎年夏に説明会をしていただいています。
 上の写真は2011年度の様子。
 
 金沢美術工芸大学は初開催になるので、これまた楽しみですね◎
 
 定員があるので、申込はお早めにー!!
 

 <サイトウ>

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