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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
01 July

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24 April

草津教室 近況 そしてアスクOBの活躍


コンバンハ 保田です。

今日は、草津教室の近況を報告します。

 
鳥の剥製クロッキー      人物クロッキー

  
鳥の剥製デッサン       完成作品              モデルさん

 
レンガのデッサン        完成作品 

前期開始から2週間なので、まだ基礎課題ばかりですが、草津生、なかなかがんばってるでしょ。

以下、本日撮影!

  
発泡円柱と発泡球                 完成作品(本日完成の2名分)


ところで…。草津教室には、過去の作例がたくさん貼ってありますよね。

すべてOBたちの優秀作例なのですが、もちろん草津教室に限らず
各教室にいろいろな作品が貼りだされています。

数年前の作品が多いのですが、現在大学生、大学院生、大学卒業後数年
といった人の作品が多いです。今回紹介しておこうと思ったのは…。
アスクHPのOB生紹介のページ。現在、展覧会をしていたり、卒展などで
賞をとった人などが掲載されているページです。

たまたま本日撮影した写真の部分を拡大してみると…

     
2枚の着彩作品の左側の作者は

「2012 創画展」 に出品されている佐藤 レイラさんです。(OB生紹介ページ上から3人目)
右側の作品の作者は特に展覧会中ではありませんが
同じく京芸日本画卒で学生時代はアスク非常勤講師もしてくれていた
中尾博恵さん(現在京都の某美術高校で講師をされていています)
彼女は○○展とか○○会には出さず、インディペンデントでがんばっておられます。

ちなみに、アスク北山教室に最も近い某和菓子屋さんのショーウィンドーに
和菓子の名前の文字と絵があるのを知ってますか?(北山生しかわからんけど)
それは、彼女が毎月描いているものです。なんと浪人時代に彼女が
和菓子屋さんに営業をかけて、浪人時代から仕事としてずっと
描き続けているというものです。
浪人時代から営業!すごい根性。彼女は将来すごい画家になると保田は踏んでいます。
もちろん根性だけでなく、技術がすごからですけど。もちろん佐藤さんも。




さて、もう一枚の写真の背後に写っている作品ですが

自画像は京芸卒展での受賞が紹介されている井川 萌さん(今年度構想設計を卒業)の自画像です。
(OB受賞情報欄の上から2人目)
現役で描写246/250点で合格された方ですが、映像作品をつくっているんですね。
卒業後のことはちょっと確認してないのですが…。
就職されたのかな?院にいってるのか?

そして右側の風景画(京都市植物園で制作)の作者は
現在、京都市南区の児玉画廊で展覧会中の八木 修平君です。
現在京芸院1回生ですが、学部時代の昨年には既にデビューして、今回が2回目の展覧会ですね。

京芸の油画なので、保田の後輩ということになるのですが
学生時代にコマーシャルギャラリーでデビューなんてことは
僕らの時代にはちょっと考えられなかったことです。
そもそも関西にはコマーシャル・ギャラリーがありませんでしたし…。

『よくやった八木』というより、くやしいです正直いうと…。

まあ、しかし、本当になかなか良い作品なので、ゴールデンウィーク中に
ぜひ生徒のみなさんも見に行ってみて下さい。
作例で見ている作品の作者が活躍しているのを見るときっとモチベーションも上がると思いますよ。
保田も今回はまだ行っていないのですが、楽しみにしています。
しかし、現在のOBページの上から3人(+中尾さんも)はたまたま同世代で
当時アスクの合評会で切磋琢磨していたのが
今、別のステージで競い合っているのか、と思うと感慨深いですね。
服部先生も生徒時代からすごかったけど、相変わらずぶっ飛ばしてる…。
(ちょっと遠いので見にいけませんスイマセン岐阜!名古屋!


ほんとに、今は若い人にもチャンスがたくさんあるので、今教えている生徒も
数年後には大スターかも…って思いながら教えています。
実際はそんなにも甘くはないよ、しかし、可能性はある。
ただデザイン科に行った人達が頭角を現してくるのはもうちょっと先でしょうね。
まだまだ企業内で力を蓄えている段階のはず。

と、想像をするときりがありませんが、その時のための今の基礎学習はすごく大切。ということです。結論は。


保田(明日は北山で美術史)

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23 April

造形トレーニングin彦根

こんばんは。彦根教室の森です。

今日は「造形トレーニング」のご紹介。
彦根教室では今年度から高卒生クラスが新設されました。
そのコースでは実技だけではなく、講義型の授業も行われます。
先週は「美術史」、今週は「造形トレーニング」が行われました。
今日のテーマは「構図、構成」です。

 
作品の第一印象は構図で決まるといっても過言ではないでしょう。
色、質感がどんなに魅力的に表現できていたとしても、
「構図」が良くないとせっかくの魅力が半減してしまいます。

 
例えでいうと料理の盛りつけでしょうか。

私が中2の時、日曜の昼下がりに初レアチーズケーキ作りに挑戦した時のお話です。
ココアのスポンジ生地に、ヨーグルトの入った爽やかなレアチーズケーキを作りました。
喜ぶ家族の顔を思い浮かべながら頑張って、必死で作りました。

けれどもできあがったのは、ゼラチンがうまくいかず、どろっどろのケーキ…。
あれ、おかしいな…こんなはずでは…。まずそう…。
ココアの黒とクリームの白のコントラストはきれいなんです。
分量もきっちり量ったので、味もおいしいんです。
けれども見た目が悪いばっかりに、そのおいしさは半減し、もっと食べたいという欲求がわきません。
家族は頑張って作った私のために、「ちょっと見た目はあれだけど、おいしいね」と食べてくれました。

そして、祖母は時間をおいて、二切れ目を食べていたのです。
「おばあちゃん、無理して食べなくていいよ~。(ちょっと嬉しいけど)」と言うと、
「ヨーグルトが入ってるし、健康のために食べてるんよ。おいしいわ~。´ ▽ `」と、悪気のない答え。
嬉しさ半分、寂しさ半分…。

このことから、構図(見た目)の重要性がわかったでしょうか。
どんなに色や質感、細かな描きこみ(素材、味)が良くっても、構図(見た目)が失敗してしまうとそれまでの努力が台無しになるのです。
もっと観たい(もっと食べたい!)と思えるような、魅力的な構図を目指しましょう!
失敗は成功のもと。めげずに何度でも挑戦してくださいね。

(森)

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22 April

4月28日(土)ヌードクロッキー会のお知らせ

こんにちは。

実技講師の上杉です。

新学期がはじまり、まだ2週間ですね。新しい始まりの時期は、いつも時間の流れがゆるやかに感じます。初めましての生徒さんが多く、毎日が刺激的だからだと思います。

今日は、4月28日(土)に北山教室・彦根教室の2教室で行われる「ヌードクロッキー会」のお知らせです。

詳しくはこちら

前期期間の4月、5月、6月の第4週の土曜日に行われるヌードクロッキー会。


この日一日は、上手下手の尺度は捨て、自分の物差しで自分の絵を描き、判断して下さい。自分の物差しが持てていない人、見失ってしまった人はこのクロッキー会で探求して下さい。画面の上で、無心に踊り狂ってください。


北山教室は申込者が非常に多く、すでに定員に迫っています。申込希望者はなるべく早く、電話かHPで申し込んで下さいね。

OBOG生のご参加を、特にお待ちしています。


上杉

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20 April

七条教室 いいかんじ

 「○○さん休み?」「△△さん、ばいばーい」
 「昨日休んですいません。体調直ったし、明日のオープンアトリエきます。14:00から」「ボンド貸したげるよ、コンパス借りたし」とか。
 七条生が爽やかだ… 
 ウエッティの熱意かなぁ。すごく教室がいいムード。
 本日、前期初 七条勤務でした。サイトウです。
 
   

 制作のことで真面目に意見出し合いながら、つくってる。
 「しゃべらず集中」と言いたい所だけど、そんな時間も大事かもしれない。
 
 長いコンパスがなくて、コンパスがわりの道具を編み出してた。
 「これはやっていいですか」って言う前にやってみている。
 ものつくるってそういうアイデアへのときめきが大事だよなぁと思う。
 「延長コンパス」をみてときめいた。
 
 
 
 
 
 何かをしようとしたら、風当たりは強くなるかもしれない。
 でも風があたらないほどの存在感なら、無いのも同じかな…
 
 権利ばかりを主張していてはいけない。 
 もっと濃密に、人間の機微を察知して、
 人にやさしく品よく生きることができるんじゃないか。
 自分が動くこと。自分から恥をかきにいくこと。自分が経験すること。
 
 ↑むかしの日記に書いてた。
 まぁ全然できてなかったなぁ笑 
 今もまたいろいろと感じるものがある…。

 大学がやってくれない。
 先生が教えてくれない。
 友達が話しかけてくれない。
 やる気のある人がいない。 
 
 自分はなにをしてる?
 
 
 権利ばかりを主張するモンスターにならないで、
 何度でも会いたくなる人に育ってほしい。
 むずかしいね。簡単かもしれない。んーむ


 <さいとう>

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19 April

京芸ファイルアップ!!

こんばんは、草津教室長の保田です。
今夜は、京芸ファイルについて。

といってもアップしたのは日曜の夜なので
もうみんな見てくれたと思います。

今月の内容は
FILE098:2012年度 合格作品を見る(色彩第2課題・立体)

色彩と立体の再現作品の紹介です。
前回同様、得点はまだ出していませんが
合格作例と、作者のコメントを紹介しています。


例えば…

 
工芸科合格者(現役)作例  美術科合格者(高卒)作例

 
美術科合格者(高卒)作例   デザイン科合格者(現役)作例


京芸ファイルでは4点ずつ紹介しているのですが
4点のセレクトには毎回苦労しています。
結果としてはランダムに選んでも大差ないのかも
しれないのですが
様々な傾向の再現作品をなるべくバランスよく
紹介しようと考えています。
また、科や現役合格者・高卒の合格者のバランスも考えたり
面白いコメント、受験生が参考になるコメントをなるべく紹介したかったり…
選んだたった4点から「これがアスクの傾向か」と決め付けられたらどうしようか
など悩みながら選んでいます。
『だったら4点といわず、もっと見せろ』と突っ込まれそうですが…。


そんな、あなたのために今回は特別に蔵出ししましょう。
今回紹介できなかった傾向の作品です。


 
斜線による分割&塗りムラ   モザイク状


 
すごくシンプル          どう見ても条件違反!?

※ちなみに、京芸の場合、いずれかの科目の得点が著しく低くても
 他で大きく稼いで合格する可能性が十分あります。
 まあ、そのあたりについては、次回の京芸ファイルまで待って欲しい。


 
大胆な構成!           台座付き


3月20日キャンパスプラザ京都で行われた説明会では
かなりの数の作品を展示したのですが

今後はなかなかその機会がありません。

アスク各教室には数点ずつ(北山教室はもっと多い)は展示していますので
見学に来てもらうことは可能です。(一応、事前に電話してね)

それと、5月~7月にかけて
各地の高校、研究所などで
アスクの「芸大受験説明会」が行われる予定です。(現在計画中)
そこにはたくさんの合格再現作例(京芸に限らずです)を持っていきます。




出張授業が行われる場合もあります。

昨年の「芸大受験説明会」の様子

ブログを見てくれている人で
もし自分の高校でアスクの「芸大受験説明会」が行われるという
情報を得た人はぜひぜひ参加して下さい。
保田か坂口が行きますので、気軽に声をかけて下さいね。


保田(春はいいね!でも浮かれすぎず勉強もしっかり!)

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