18 February いよいよ こんばんは。彦根教室の森です。今日はまた雪がちらつき、思わず、もうやめてくださいと呟いてしまいました。京芸入試までいよいよ1週間をきりました。今年は本当に雪が多かったので、入試当日はどうか降りませんように。さて、今日の写真は色彩の講評中のものです。 みんな次第に構成や色の幅も増えてきたので、作品として見応えが出てきたように感じます。立体も、慣れない素材でもおもしろい使い方ができるようになってきました。私が思うに、作品は自分の心をまさに表現するものだと思います。当たり前なことかもしれませんが。暗い、憂鬱な気分でいると自然と色も沈んだ暗い印象となります。時間内にできるかな、どうかな…と不安なまま進めると、最初の自分の予感の通り仕上がらなかったり。ハッピーな時や清々しい気分の時は、元気な色使いに。構図や立体も伸び伸びとした印象になります。作品は正直ですね。技術的な向上ももちろん大切ですが、精神的な強さも必要です。疲れと緊張が一層高まっている時だからこそ、自分の心の状態も把握しておきましょう。やはり、印象が強く残る作品というのは、絶対描ききるぞ!と自分に宣言できている人のように感じます。これまでたくさん描いてきました。その量が多ければ多いほど、きっと自信となっているはずです。悔いのないよう、残りの6日間ものびのびとした気持ちで取り組んでくださいね。<森> [0回]PR 2012/02/18 (Sat) 22:25 彦根教室 Comment(0)
17 February 京芸ファイル 入試直前特集! 本日17日アップ(実際は昨日アップしましたが)の京芸ファイルの内容を紹介したいと思います。 今回の京芸ファイルは、入試直前特集ということで いつも以上に、実戦的な内容となっています。 そもそも京芸ファイルは、今回の受験する生徒のみ を対象としたものではありませんが今回ばかりは、 即物的といって良いほどすぐ役に立つ具体的な内容 となっています。なので、ますます受験生必見な訳ですが、 一方で、来年度以降受験する生徒にも、この臨場感 を味わっておいてほしいとも思います。 内容は、 入試前日までにやるべきこと、 入試当日の心構えと注意点、です。 順番に、ポイントを紹介します。 その前に、出願状況の報告もしていますね。 1.2012年度の出願状 況出願状況に関しては、京都芸大発表データをまとめた ものを掲載しています。美術科がやや増えていますね。 しかし、長年の推移を見ると、ここ4年はほぼ横ばいで あることがわかります。 受験生にとって気にするほどの 変化はありません。これは忘れてしまおう。 また、来年以降の変更点が発表されたことも報告して いますが、これも、関係ないので忘れてしまおう。 2.入試前日までの 最終調整 一番見て欲しいのが、 この2.です。ラスト1週間。全ての京芸受験生にとって、 各科目2回~3回しか対策が出来ないはず。その最後の対策で 何をすべきか、ということを書いています。一言で言えば、 あまり欲張りすぎず、ねらいをしぼって対策しようということですね。 直前模試から入試までに大幅に得点を伸ばしている受験生の例を紹介しています。 まあ、例として表現されている得点はアスク模試の得点だし、 その評価自体確実じゃないともいえるのですが、 しかし、作品写真を見てもらうと、模試作品と合格再現作品の差は 歴然としているのがわかるはずです。 最後の伸びってすごいなと思わされる。 やっぱり、これからですよ。 直前模試 入試本番 3.入試前日までの 画材確認 画材については、まあ、みなさん問題はないと信じていますが(笑) 特に強調しときたいのは、時計(正確な)ですね。 携帯電話の時計は利用不可です。 また、体内時計に頼るのは危険すぎます。 それから、色彩の絵具の量。06年度のような色指定があった場合、 指定の色の量が通常よりかなり多く必要になります。 余裕は持っておきたい。 4.入試当日 心構えと注意点 さて当日の心構えと注意点ですがここで強調しておきたいのは、 なるべく早く会場に到着しておく、ということですね。 何かトラブルがあっても、試験開始までに時間があれば 解決することが多いです。アスクのように、応援の先生方が大勢 来ている場合は特にそうですが、 もし、地方から1人だけで来ている受験生でも、 まわりに助けを求めればなんとかなるものです。 美術系は基本、人が良くてやさしい人が多いので、敵だからほっとけ なんてことはまあないですからね。 長くなりましたが、とにかく、今回の京芸ファイルは必見です。ぜひ見てください。 最後に、保田の個人的な教訓を教えておきます。 これは京芸ファイルには載せてませんが 失敗について。 失敗は、それ自体はそんなに怖くない。 しかし、怖いのは、次の失敗を誘発することです。 つまり、1回目の失敗に気づき、気を取り直して冷静に 対処すればなんとかなることがほとんどなのです。 が、ついつい冷静さを失いやすいのが人間ですよね。 テンパッてしまって。 で、焦って、次々と新たな失敗をしてしまいやすい。 そうなると重大な結果に繋がる。 なので、「失敗したー」という時、「いや、まだ大丈夫だ!」 と思って欲しい。冷静さを取り戻して欲しいと思います。 たぶん3日間の試験の中では、 確実に「失敗した!」と思う瞬間はある。 しかし、かならずなんとかなります。 保田 [0回] 2012/02/17 (Fri) 22:07 アスクでのこと Comment(0)
14 February チョコレートと入試 バレンタインですね。こんばんは。サカグチです。 今日、2月14日、京都市立銅駝美術工芸高等学校の入試(適正検査)でした。 鉛筆デッサンと着色写生。ASKからも中学生たちが受験に行ってます。 そういえば、ぼくが中学3年生の頃も、2月14日に入学試験を受けた記憶があります。 みんな気を使って、チョコレート渡しづらいんじゃないかと心配してたんですが、 やっぱり遠慮してくれたのでしょうね、ひとつも受け取ることができませんでした。 さて、自分が受験生の頃は、 みんなそれぞれのよいところが認められて、 それで結果がでたらいいのになんて思っていました。 数学が得意なあの子も、デッサンが上手いあの先輩も、 みんなそれぞれのいいところが認められるような、そんな世界に憧れていました。 今、受験生に思うのは、 自分のクセや、苦手な部分を克服して欲しい、 苦労して身につけた事柄を大切にして欲しいということ。 もって生まれた良さを消す必要はないけれど、 もって生まれたものだけで勝負できるほど、そんな甘い世界じゃないから。 大学受験のとき先生に言われたこと。 「個性だと思っているものは、まだ個性じゃない。 個性って、もっと色々試行錯誤した後で、ようやく出てくるものだよ」 今になってその言葉の意味が、少しわかってきたような気がする。 別の話。 今年の受験ではなく、 来年度以降の受験から、 京芸の入試変更点が今日、発表されました。 高校2年生、1年生は、要注意! 3月20日(火・祝)の芸大受験説明会に参加して情報を集めないと。 サカグチ [0回] 2012/02/14 (Tue) 20:51 日常の出来事 Trackback() Comment(2)
13 February 多摩美・武蔵美 試験 サイトウです。 京芸クラスは先日、模試も終わりました。 大阪教育大学・京都教育大学・京都工芸繊維大学…などなど、 国公立大 前期日程受験生は、入試直前ですね。 そんな中まさに今試験期間中なのが、(もう終わったとこもあるけど) 多摩美術大学 と 武蔵野美術大学! 2/10(金)、11(土)に応援&パンフレット配布に行ってきました。 多摩美術大学受験生が大多数通る橋本駅にて。 いろんな予備校や不動産の業者がパンフレット配布していました。 関東以外で配布に来ているのはaskだけ… ちょっと心細かった。しかし先頭で(!)配ってきました!!笑 受験生にも会えました。遠方の地で会えると、ことさらうれしくなります。 試験は難しかったようですが、 ずっと記憶に残るいい経験してきたんだろうなっていういい顔してました。 元気をもらえました。 こちらは武蔵野美術大学前。 一番右の3人は、今回の配布を手伝ってもらったask出身のタマビ・ムサビ大学生たち。 タマビのグラフィック、ムサビのデザイン情報、ムサビの空間デザイン在学中。 最近の課題の話など、生徒から生の情報を得られるのはいいもんです。 中でも、「いい経験してるなぁ~」と思ったのが、 舞台衣装をされてる先生のアシスタントバイトをして、いろんな舞台の裏側を見ているという空間デザイン学科生の話でした。 東京ならでは、学生ならではだなー!とわくわくしました。 もちろん、きらびやかなものではなく、厳しくしんどい話でもあるのですが。 それもまた、いいもの見ているなって思いました。 多摩・武蔵野… 案外倍率が低い学科もあるのです。 ■2012タマビの倍率 ■2011ムサビの倍率(2012はまだ出ていませんでした) 東京芸大へ受かった人がどばーっと抜けていって、 かなりの補欠合格者が出たりするのも現状。学科によるみたいですが。 (公開されている倍率より実質倍率が下回る場合があるということ) 関東は受験がまず激戦ムードなので、 生徒自身も意識が自然と高くなり、大学生になったあとも、 「東京芸大今どんな課題やってるんだろ?」とか 「卒展うちの大学の勝ちだな」とか自分で足を運んだりツテをつくったりして 情報収集するそう。えらいよなぁ… そして東京旅最後は、 気になっていたジャクソンポロック展へ。東京国立近代美術館へ。 価値なきところに価値を生み出す… 結果的に認められるかなんて分からない… そんな中で絵に向かう強さというか欲求というか、 そういうものを感じてまいりました。 今年もあとわずか、世界は広いし自分はちっぽけ。 隣の芝は青くも見える。けど、別にきっと青くはない。 青がいいのかもわからない。 おのおのがおのおののためにふんばっていきましょう。 <サイトウ> [0回] 2012/02/13 (Mon) 16:30 大学のこと Trackback() Comment(0)
11 February 迫る入試本番&インフルエンザに注意! こんばんわ。インフルエンザに一度もかかったことのないマシヤマです。さて、入試本番が迫ってきた今になって、伸びてきているのは『実技力』だけではありません!インフルエンザの感染が今週に入って大幅に“伸びて”います!みんな、予防接種は受けたでしょうね?!予防接種は受けてから1~2週間経たないと効き目が発揮されないので、もし「まだ受けてない」という人は今週がラストチャンスです。あるいは、ヘタに今接種するより『手洗い』『うがい』『ちゃんとした食事、睡眠』で予防した方が賢明かもしれません。私が3日に一度は覗いているHP 『国立感染症情報センター』では、『インフルエンザ流行レベルマップ』というものがあります。更新頻度が高く信頼性があります。(こちら→■■■)一昨日見た時は中部地方までが赤(警報最大レベル)だったのに、今日は近畿全域が赤くなってしまいました。脅すわけではないけれど、体調を万全に整えて試験に臨むことも実力の内です。最後の最後にインフルエンザごときでダウンしないために、体調の自己管理を徹底してください。同じHPにインフルエンザ総合対策のページもあるので、参考にぜひ。→■■■ マスク姿多し。 来週は美術系高校の受験もあります。大学受験生、高校受験生、みんな元気に本番を迎えてほしいです。<マシヤマ> [0回] 2012/02/11 (Sat) 22:16 アスクでのこと Trackback() Comment(0)