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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
21 April

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24 November

『京芸ファイル』を活用する。

こんばんは。サカグチです。

さて、11/28(月)からいよいよ冬期講習がスタートします。

「はやく制作したい~」とワクワクしてる諸君。
そういうときこそ、『京芸受験ファイル』。



現在アップされているFILE 092では、過去の描写の問題だけではなく、京芸の合格再現作品も多数見れます。

過去のモチーフの傾向と、その対策が見れるから、それを読んで、まったくそのまま鵜呑みにしているようじゃダメだ。
絶対ダメ。

今年の試験に何が出るかなんてわからないんだから、試験場で自分で考える力こそが重要。
そういう姿勢で『京芸ファイル』を活用しよう。

どんなに目に見える部分が変化しても、
絶対に変わらない本質ってのがあるから。
「デッサンとは〇〇だ」の「〇〇」の部分を、自分の言葉で話せる受験生、基礎生であれ。

「自分で考えられる!」って人は、
京芸ファイルのバックナンバーが読める『アスクメンバーサイト』も活用しよう。
今だと、去年の京芸入試直前直後の京芸ファイルを読むことだってできる。

   

そして、ASK優秀作品集である「アスクギャラリー」のバックナンバーも閲覧できます。
現在なんと、掲載作品は3,000作品以上! (2011年度gallery005~012では京芸、金美、筑波、岡山県立大、京都工芸繊維大学、滋賀県立大学の合格再現作品も見れる)

通学生NET通信実技講座生は、後期課題サイトの「ユーザー名」「パスワード」で入れるよ。



センター試験が終わって、
直前講習になって、
 朝から夜まで実技して、
それでも納得いかなくて眠れない夜に、
京芸ファイルのバックナンバーを読んで、落ち着いたり、整理するきっかけにしたり、自信を取り戻したり。
そんな活用の仕方を期待している。

「ぼくはこんなときに京芸ファイル読んでます」、
「あたしは、アスクギャラリーのあの週のあの作品が大好き」、
「あれ、オレの作品なんすよ」、
そんなふうに、いつかアスクメンバーサイトについて語りあおう。

                                  サカグチ

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23 November

些細な親切

こんにちは。

実技講師の上杉です。

先日僕の身に起こった、些細な出来事に関して、ここで報告したいと思います。

毎日、日課になっている事があります。
それは、家からバイクでアスクに向かう道中、一番近い4分ほどで着くコンビニに立ちより、タバコと缶コーヒーを購入し、朝のコーヒー&シガレット(コーヒーを飲みながらタバコを吸う)をする事です。

その日もいつものようにコンビニ前にバイクを止め、さっき被ったばかりのメットをはずし、いそいそと店の中へ。店員さんは時々顔を合わせる大学生(おそらく)のお姉さん。
缶コーヒーを特にこだわりなく選び、レジの前へ。店員さんにタバコを注文しようとしたその時。

「ケントワンのロングですね!」

僕がいつも注文するタバコを覚えていた店員のお姉さんは、そう言い終わるやいなやクルッと回転し、後ろのタバコ棚から、僕の欲しいタバコを取ってくれました。その店員さんのシフト時間だけでも毎日膨大なお客さんが来るのに、まさか僕の存在を覚えているとは。しかもタバコの銘柄を覚えているとは。※不覚にも、あやうくその店員さんの事を好きになってしまうところでした。

店員さんが僕にしてくれた事は、別にしてもしなくても対して変わらんけど、した方がちょっぴり良い。そんな些細な親切だと思います。
その日の午前中は、いつもより少し気分よく仕事に取り組む事が来ました。

こういった事は、些細だからこそ絶大な効力を発揮するのだなと思います。
大切だな。と思いました。
また、逆に「些細な無配慮」から人に与えてしまうダメージというものも、ある。と同時に思いました。僕の日常の行いでは、圧倒的に後者の方が多いような気がします。


些細な親切と些細な無配慮

こういった事は、鉛筆デッサンにも非常に大切な事なのではないかと思います。
構図構成に於いて、描き込みに於いて。
鉛筆デッサンでの親切心とは、描いた絵を見てくれる鑑賞者に向けられたものです。

「どんな色の、どんな質感の、どんな形をした物がどこにどのように置かれているのか。」見てもらう人に、どこまでも分かり易く、構図を組む、描写する事だと思います。

鑑賞者の立場になって、モチーフを、画面を、はたまた制作中の自分を確認する。
「客観的な目」とは鑑賞者(自分以外の全ての人)に向けられた親切心から得られる物ではないかと思いました。

「客観的に自分の画面を見る事が出来ない~」と生徒が言っているのをたびたび聞きます。
「客観的に見る」→「観てもらう人に親切になる」と置き換えれば、いつもとは違ったスタンスで制作出来るのでは。と、その日の帰り、ふと思いました。



上杉


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22 November

神戸から草津まで



本日は朝から神戸に行きました。

神戸市垂水区にある兵庫県立星陵高校まで行きました。


電車からの景色も最高です


「本格的なデッサンの指導」のためということで
アスクに講師派遣依頼があり、保田が派遣されたという訳です。
わざわざ京都から呼んでもらっているということは
アスクをしっかりした芸大受験予備校として信頼してもらっているということ
本当に名誉なことです。期待を裏切らないようがんばっています。

今回は、コロナ瓶と色紙をモチーフとして、50分授業×3回(=150分)の授業。
導入~指導~完成~講評を通して、デッサンの基本が全てわかる、
というプログラムです。本日は、その2回目でした。





150分といっても、講評時間もあるし、
比例、構造、明暗、描線などデッサンの基本概念や技法の説明のため、
黒板やプロジェクタを使っての解説を聞いてもらう必要があるので、
それらを差し引くと90分で描いてもらうことになる。

初心者がメインの授業と考えると、かなりタイトなスケジュールです。
やや欲張り過ぎのプログラムかもしれませんが
ムリを押し通す中で、様々な新たな発見も多かったです。
とはいえ、まだ最終回を迎えていないので、それはここでは言わないでおこう。



ところで、星陵高校からは、約10年前から、何度か講師として呼んでもらっています。
神戸市のほぼ西端の垂水区にある伝統校ですね。活躍しているOBも多い。
窓から明石海峡を見下ろす高台に立地するロケーション最高な高校です。


明石海峡大橋も見える(写真では魅力が伝わらないが)


初めて授業に行った時は、本当に感動しました。
最初は「神戸の空は明るくていいな」
という程度でしたが、夕暮れになると…

窓から差し込む西日に校舎全体が染まり
廊下を行き交う生徒達も金色になってる!!
「高校生活=青春」という図式がなんの疑問もなく
脳の中に成立するのを感じました。
さらに、窓の外を見ると、明石海峡に落ちかけた太陽と
それを映した水面が黄金色に輝いているじゃあありませんか。

思わず「ここは南仏か!」と叫びそうになった。
(↑あくまでイメージ。南仏行ったことないです。
しかし、Jean-Luc GodardPierrot Le Fou
のラストシーンが目に浮かんで)


しかし、教室に戻ると、あまりの西日の強さに
モチーフのコントラストが半端ではない状態。

カーテンがない!

「これで、どうやってデッサンしろと…」という状態であった…。
ところが生徒達はまったくひるまずデッサンを続けている。 強い!

当時の星陵の美術教諭は非常にアーティスティックな女性でしたが、
細かいことは気にせず、ということでしょうか。
確かに、この強さはうちの生徒にも見習ってほしい。ちょっとしたことに動じないコト!


とはいえ、そこまで強くない私は、今回事前に
教室環境、画材などについて細々とリクエストを出していたのですが…。
カーテンはその後設置されていたようです。





授業が終わると、急いで、東へと向かう。
京都を素通りして、琵琶湖を越え、草津教室に。


鴨川を渡り…


琵琶湖を越えて…


アスクは後期授業が終了し、来週から冬期講習。




今週は補講期間なので、これまでの欠席分の振り替えの生徒のみです。
ですので、本日は3名のみ。

しかし、推薦入試直前の生徒もおり、緊迫した雰囲気の中、それぞれ集中して制作をしています。
特に、広島市立大の推薦で彫刻を受験するSさんは、金曜日が入試。
某大学4回生なのですが、卒業と同時に、芸術系大学に再入学すべく、5月初心者から始めて
かなりレベルアップしました。面接の練習もこなし、かなり合格が見えてきている。
がんばれラストスパートだ!


ということで、海、川、湖を越えた移動距離の長い1日は終わりました。
また明日もがんばるぞ!
あ、明日は休みだった。明後日からがんばります。



保田

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21 November

日程調整期間

日程調整期間に入りました。

生徒が少なく、実に静かです。

後期/2学期が終わり、授業を欠席して来れなかった分を振替えるための日程調整期間なので、
通常より生徒数が少ないです。

急激に寒くなったのと、日程調整期間初日が重なり
教室の中の生徒の密度が薄く、とても寒く寂しいです。
普段がとても大人数でにぎやかな教室だった分、とてもギャップを感じます。
ただ、人がすくない分普段は人が多くて気付かなかったことに気づいたりします。
(例えば、いつもは聞こえなかった音が、はっきり聞こえたり…)
早く活気ある教室に戻ってほしいです。


 
  増山先生は講評前のチェック中。


11/28(月)~は冬期講習が始まるので、それまでゆっくり体を休ませて下さい。
浪人生で実家に帰っている人は、久しぶりの家族団らんを過ごしてください。
ただ、休みになると緊張がほぐれて風邪をひきやすくなるので、
体調管理は常に気をつけてくださいね!あとは、怪我をしないように!
冬期講習は万全なコンディションで来てね~◎◎


うえだ

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20 November

草津教室とロンドンオリンピック


 草津教室とかけまして、2012ロンドンオリンピックととく
 その心は……

 くっ 何も共通項が思い浮かばない(けっこう考えた) サイトウっちです…

 2つの話題をどっちも書きたかっただけです。
 ねづっちならなんと答えたのだろうか。
 ちょっと古い…?笑 彼は最近テレビに出ているのだろうか?
 


   
 草津教室の建物は「星空館」。
 ビルに星がついてたのにはじめて気づきました。

   
 
 草津っ子もがんばっちょります。
 昼休み、京芸受験の生徒とも話していたのですが、
 国語とか英語とか歴史とか学科の勉強は、想像力使った方がいいなって思います。
 私は年号とか記号的に覚えようとしかできていなかったから、
 歴史の「流れ」とか、「○○の乱」のもつ意味とかピンときてなかったなぁ。
 「そりゃ米騒動おこしたくなるわな」とか、
 「この乱やった人めっちゃ裏切ってるやん」とか同じ人間として考えたり。
 
 日本人ならこの言い回しだけど、英語はダイレクトに結果から言うなぁとか。
 
 そういう捉え方してたらよかったと思います。
 
 つまりは、期末試験やセンター模試など、がんばってくださいね ということです。




 

 2012ロンドンオリンピックの公式ポスターが公開されたようです。
 なんか日本の風潮とまた違うテイストがあったり、
 結構「色彩構成っす」みたいなやつもあったりでおもしろい。
 何種類かあるみたい。
 ↑私は上のやつが一番好きでした。

 その他はこちらをどうぞ →■■■

 
  
 日本だとこれ有名。亀倉雄策 氏作。
 古いかんじがしないからすごい。かっちょいい。
 

 
 いろんな国の人が集まるオリンピックは言語の壁をなるべく外さなきゃスムーズに進行できない。
 「ピクトグラム」はまさにヴィジュアルコミュニケーションの最たるもの。
 
 歴代のピクトグラムデザインが載っているサイト→■■■
  
 「なんの記号かわかる」だけじゃなくて、
 その国らしさとかのテイストも重要になってきている印象ですね。
 
 ちなみに私はオトル・アイヒャー監修(?)の1972ミュンヘンオリンピックのデザインが好きです。
 
 国の特徴とかを出そうとしてなくて、普遍的な幾何的美しさで勝負してる感じがする。
 この人は「Rotis」という活字設計もしてます。


 今やってる色彩構成とか、幾何構成とか、
 仕事するときしっかり必要になるよっていうのが感じてもらえたらうれしいです。
 

 <サイトウ>

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