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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
21 April

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04 November

askの取り組み


 今日は保田先生と七条教室勤務でした、サイトウです。
 帰り道、
 「バルール」の話から、印象派の話、西欧の領土と日本の比較、ユダヤの話…
 いろいろ聞けて、タメになりました。
 本で読むより、知識ある人と話すとババーッと体系が見えてくるからありがたい。
 askは小さい会社なので、職員同士も一人一人関わりがあります。
 個性がない人なんて世の中いないと思ってますが、askのスタッフもそれぞれ個性的。
 
 袖長先生は一見「変わった人」なんですが、明晰で先進的で人情派。
 
 保田先生は知識ある妖精。

 ゆかり先生は袖長先生のよき理解者で、明るく強いおちゃめなお母ちゃん。

 池田先生は温和なジョーク魔人。
 ※七条っ子が「会いたい〜」と言ってましたよー

 坂口先生は面倒見のいい頭のきれるお兄ちゃん。
 
 上杉先生はシャイでこだわりの強い次男。ときどきにやにやしてる。

 吉井さんは差し出がましいことはせず、役割を考えて動けるおねえさん。
 
 (ふぅ、全員はやっとれんな…笑 次回につづく)

 そう、わたしはaskが好きなのです。そうなんです。
 
 田舎育ちの私はデッサンや実技の論理的な解説など知ることもなく、
 なんとなく受験のとき、大学のとき、実技をやってたけど、
 askにはカリキュラムがあって、「生徒が育つ仕組み」があって、
 (もちろん完璧ではないから、日々改良中ですが)
 なんだか美術という曖昧にみえるものにそういう切り口で貢献してるのが画期的に思えて、
 それが「わくわく」するのです。
 わくわくする気持ちがどうか消えないでほしい…


 さて、そんなaskが冬に新たな授業企画を行います。
 
 
 

 大学の先生を招いてのデッサン授業です。
 AO入試の普及で、美大生でも実技をやらずに入学することもめずらしくなくなりました。
 (AO入試があるのは主に私立大学)
 大学もAO入試を実施せざるをえない反面、
 実技力は少しでも入学前につけてきてほしいと考えています。
 じゃぁAO入試やめたらええやん…と思うのですが、
 実技力だけでははかれない芸術家・デザイナーの素養ややる気ある生徒の意気込みをひろいあげるのもAO入試。
 メリットとデメリット両方ある。
 
 デッサンコンクールは「デッサンを始めよう」というメッセージを大学とaskが込めた企画です。
 
 「ものを描く」という作業には、
 現実を認識する力や、
 目的に向かって計画的に作業をする力、
 認識を改める柔軟性…
 など生きていくヒントになるようなプロセスがたくさん詰まっています。
 もちろん、デッサンだけにあるんじゃなくて、歴史学んでも、数学学んでもいえる事だと思うけど。
 そんなデッサンの魅力少しでも広げていきたい。そんな企画です。


 そして、AO入試についての説明会も開催します。(高校1,2年生対象)
 

 私立芸大6大学を招いて、メリット・デメリット含めて入試の説明をし、
 大学がどんな人物を求めているのか、
 これから受験に向かう生徒のみなさんにイメージを持ってもらうための企画です。

 さて、そんなこんなで11月ですね。
 私立芸大は推薦入試直前。受験生は焦りも生まれる時期。
 焦って不安で自己嫌悪して、
 苦しいけどそういうことがないと成長できないと思うので、
 よくよく考えればいい機会。
 
 自己嫌悪で爆発しそうなら近くの先生や友達に相談したり愚痴こぼしたりして、
 乗り切っていきましょう!


 <サイトウ>

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03 November

11月3日(木)  無料デッサン講座 at七条教室

こんばんは。

実技講師の上杉です。

本日11月3日(木)アートスクールの4教室で無料デッサン講座が行われました。
今日のブログでは、七条教室での無料デッサン講座の様子をお伝えしていきます。


まずは授業始まりから振り返って見て行きましょう。

 
↑僕からの簡単な課題説明(導入)のあと、非常勤講師の関先生から鉛筆の削り方から座る姿勢、モチーフの配置の仕方などのレクチャーがありました。
「モチ-フが立体的に見えるよう、3つの面が見えるアングルを探してあげよう。」等、大切な話をしてもらえて良かったです。


続いて制作風景です。
     
↑皆さん、集中して熱心に描いています。小さな頃から知っている何の変哲もない「柿」ですが、ずっと観察をしていると今まで気付かなかった様々な表情に出会う事が出来ます。
普段慣れ親しんでいモチーフだからこそ、そういった新しい表情との出会いが、新鮮であり感動を覚える事が出来ます。デッサンの1つの醍醐味ですね。



制作を終え、講評前の休憩風景。

今日描いた柿を関先生に切ってもらい、参加者一人1欠片つづ、試食タイム。
種のない珍しい柿でしたね。甘味が抑えられた上品なお味。
大変おいしゅうございました。



最後に、参加者全員の作品を並べて講評です。

全体的にとても良く描けていました。特に、柿の持つフォルム「丸いようで四角いような」が皆さんしっかりと捉えられていたと感じます。柿の持つ魅力の1つですね。



参加者の皆さんとの面談も並行して行っていました。
この冬から実技の対策を始める方が多かったです。
新しい事を始める前の、「不安と期待が入り混じった」そんな表情が印象的でした。

自分が上達する事に、どれだけ自分自身が根気強く待っていてあげられるかが、上達の秘けつだと思います。

長い目で自分をみて、そっと背中をおしてあげましょう。


皆さん本当にお疲れ様でした!

                       上杉       


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01 November

北山教室の様子

北山教室の様子です。

今日の夜間からの授業は、教室もフル稼働です。
京芸補強に、各大学対策高3生の通常授業、基礎生、体験授業。それに学科の自習。
   

受験生にとって今の時期は、あれもこれもと色々なことが等しくおろそかにできない大変な時期だと思います。そんな中で、精神的にまいってしまうこともあるかもしれません。

ですが、こんな忙殺される時期だからこそ、頭を冷静にして何が大事なのかをしっかり判断することが必要です。
あれもこれも大事だけど、その中でメリハリをつけていかないと、すべてが中途半端になってしまいそうです。

この間街で、音楽をヘッドフォンで聴きながら、スマホをいじり、自転車を駆る、空手着を着た女の子が、くしゃみを連発していました。
見てて非常に危険な感じがしました。
音楽聞きたいの?世界とつながりたいの?自転車の爽快感が欲しいの?武道?健康管理は?
彼女はきっと何も手に入れてないなと思いました。

はやし

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31 October

美術倶楽部イベント

美術倶楽部校外企画の報告

30日(日)夕刻
そぼ降る雨の中
引率の保田+8名の部員は
東へと向かった
(今回の参加者は若い人中心でした)

目指すはアートスペース東山 鶴田憲次展

緊張してドアを開ける。
作家もしっかり在廊されておりました
いつになく緊張している保田
近頃丸くなられたらしいとは聞いているが…
あいかわらずの威圧感…
しかし
ひるまず質問を浴びせかける勇敢な部員達
どうすればこんなリアルな絵が描けるのかと



自作の解説から、バルールについての講義までされる鶴田先生
「一番大切なのはバルール。しかしこれは難しい。
京芸合格者130人中、まともに形がとれてるのが約10人、
バルールまでわかってるのは、まあ3人いるかな?
教えてる側がわかってるかもあやしいからな…」

あわてて次のギャラリーに向かいました
美術倶楽部でそこまで教えてませんて

次に行ったのはアートスペース虹
アスクの講習生でもあった松岡 悠さんの個展
松岡さんは京芸油画卒後、フランスのボザールに留学され
現在はブリュッセル在住とのこと
確か、やや変わった生徒だったと記憶していたが
10数年ぶりに見た彼女は
やや… ではなくかなり… の人でした
作品もなかなか… きてましたねえ
部員も興味しんしんでした



そして、いよいよ京都市美術館
(途中、「肉の安井」で名物コロッケ※を食べて)
 ※超お勧め
  


しかし、アスクで夜の企画ははじめてかも
さすがアダルト部門ですな



岡崎・あかりとアートのプロムナードの関係か
美術館に不思議なライトアップがされていた






2Fの国民文化祭 美術展を先に見てから、いよいよ
「ワシントン・ナショナル・ギャラリー展」に入った




そして潮江宏三館長のギャラリートーク
この雨の中意外なほどの人だかり…
やっぱり印象派は人気あるんですね
じゃなくて潮江館長ギャラリートーク目当てですね

しかし、ここからは写真禁止何も見せられません

「マイクは使いませんので」と生声がしっかり通るのはさすが
しかし冒頭からいきなり「バルビゾン派の○○が○○
色彩の三要素の○○を○○して…
と、躊躇なく専門用語を連発
あいかわらずの満面の笑みで難しい話を次々と

ここ京芸の美術史の授業じゃないんですけど大丈夫なのだろうか?

終了後「先生、一般向けには少し難しすぎるんじゃないですか」
と恐る恐る聞いてみると
「そんな普通の話だったらレコーダーで聞きゃいいんや
ちょっとぐらい難しい話も聞いて
謎や疑問を持ちながら見るのがいいんや」と怒られた。

美術倶楽部では、先生の話は一般向けに簡単なものになるだろうから
美術史を押さえておこうと事前学習会までしたのだが…
全然こっちの方がアカデミックでした。まいりました。


展示されていた作品はというと
やや数は少なかったけど見ごたえのあるものでした
なんだかんだいって、やっぱりセザンヌの絵が一番よかった
あと個人的にはカイユボットのカヌーの絵
それからブーダンの風景画
それから既に見に行かれていて今回不参加だった
Nさんが絶賛していたゴッホのバラの絵も良かったです

とにかく、そんなことで
朝から制作した上に、かなり長時間歩き回り
難しい話も聞き、作品も大量に見て、部員もへとへ
しかし、みな表情は満足げでした(だったはず…)



最後はみんなで安い中華料理を食べて帰りました

お疲れ様でした本当に

しかし、年内にもう一回ぐらい何かイベントしたいですね

保田

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30 October

私立芸大実戦実技模試

本日彦根教室では、
精華大学の実戦実技模試が行われました。

模試ということで、通常授業よりも教室に緊張感があります。

 
グラフィックデザインコース「色紙による色彩構成」
実際の試験でも使用される「セイカイロガミ」を使っての模試です。

 
芸術学部 共通の「鉛筆デッサン」
大きいモチーフをB3画面に描くので、構図が難しそうですね。


映像コースの「色彩表現」
まだ構想中なので、色がありませんが色彩です。
などなど。。。。。

それぞれの専攻、コースの課題を試験と同じ時間で行っています。
精華大学の試験は、コースごとに特色がありバリエーションが豊富ですね。


模試なので、制作の途中段階で口を出すことはできませんが、その分、自分の
現在の実力や苦手な部分、足りない部分が、はっきりと認識できたのではない
でしょうか。
講評会の中でも何度も確認しましたしね。


試験はもうすぐ。
最後まで気を抜かずにいきましょう。


余談ですが、
普段の彦根教室は、2Fで受験生、3Fで高校1,2年生の授業を行っていま
すが、本日は2Fが模試会場のため、通常授業に来ている受験生は3Fで授業。
なんで、3Fが満員状態。

新たに机を出してきて対応してました。
 

こちらも、いつもと違う緊張感がありました。

<S.I>

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