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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
21 April

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12 October

【参加募集】 10/15(土)嵯峨芸術大学公開講座

 


 今日は、今週土曜日にある京都嵯峨芸術大学の公開講座参加についてお知らせ。
 サイトウが興味があって行くので、
 せっかくなら行きたい人を募って一緒に行こう! という企画です。

■10/15(土)13:00~16:30 (※集合は11:00にしたい)
■京都嵯峨芸術大学 有響館G401
■「大学における芸術教育」についてのシンポジウム(討論会)
※意見を言いたい人は質疑応答で言ったらいいし、聴講だけでもかまわないものです。
 
  
 


 前回の「デザインを教える」も聴講してきました。
 以前ブログでも報告させてもらいました。 過去のブログはコチラ
 
 今回は、いろんな大学の教授の方々が来られるようです!
 大学入る前から、社会について考えるいい機会。
 今分かんなくても、いろんな経験をして刺激をうけておくこと自体に価値があると思います。
 あとで必ず繋がってくるから。

 当日は、嵯峨芸大の石場さんという入試課スタッフの方が、大学校内を案内してくれます。
 京都嵯峨芸大を志望している人でなくても、
 大学のアトリエの雰囲気を見るのは大学へのイメージが湧いていいもんだと思いますよ。
 当日のスケジュールはこんなかんじで考えています。

■11:00 京福電鉄嵐山線 車折神社駅集合
■11:00~12:00  大学内案内 with石場さん
■12:00~13:00前 学食でランチ!自腹でお願いします…きっと安いよ
■13:00~16:30  シンポジウム参加
 解散
 
 今のところ浪人生や高校3年生などなど、5名参加予定。
 忙しい時期だと思います。無理のない範囲で参加を検討してください!
 一応前日に参加者には集合場所などの最終確認のメールを送ろうと考えていますので、
 参加する人は北山本部まで電話をください。フリーダイヤル01208-01209
 (ちなみにOB生、保護者の方もご参加いただけます!)



 先日は、京都大学の公開講座に忍び込んできました。
 「宇宙と物質の謎に迫る」という物理学の講座です。
 2割くらいしか分からなかったけど…、
 自分の知らない世界の認識の仕方があるんだなぁ…という敬意の念が湧いてきて
 わくわくするので、他分野のお話大好きです。
 とりあえず、タイムマシーンはいまのところ現実的ではないとのことです笑 
 明日にはすべての常識がどうなっているか分からないけど…とおっしゃっていましたが。 
 
  

 
 私は仕事でいけないですが、
 京都造形大大学院プロダクトデザインでも公開講座があるようです。
 http://www.kyoto-art.ac.jp/graduate/information/111011-002565.html
 
 成安造形大学も。
 http://www.seian.ac.jp/lecture/lec_art/


 <サイトウ>

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11 October

アスクギャラリー掲載作品より

アスクHPの中でも常にアクセス数が上位につけている
押しも押されぬ人気ページにアスクギャラリーがあります。

今回は、現在アスクギャラリーに掲載中の↓の作品の制作風景を紹介します。



2点の作品は先週の土曜日、草津教室で制作されました。

その日は8名の生徒さんが授業に参加され、
描写・着彩・色彩・立体まで様々なを制作しましたが、
4名が「毛糸玉、みかん2」を着彩描写しました。
※写真左端の男子は同じモチーフを鉛筆デッサンしました。



アスクの授業では、高卒生と高3生が同じ課題をする場合、
前週に制作された高卒生の作例を参考にしながら制作します。

なのですが、この課題は高卒生は制作しない課題なので、
過去の類似作例を壁に張り出しました。



各教室に分配された優秀作例から選んで張ったのですが、
後で気づきましたが、参考に選んだ3枚の作品はいずれも、
アスクの非常勤講師(元含む)の受験時代の作例でした。

ちょっと紹介します。




その前に

右上の作品は、これは実は、前日授業(木金夜間授業)で
制作されたばかりの高3生Kさんの作品です。
Kさんは夏期講習からアスクに来られ、AOで京都造形情報デザインに
合格されたのですが、基礎実技力を鍛えることの必要に気づき、
合格後もアスクでデッサン、着彩、色彩を学んでいます。
夏の時点で初心者から始まって、どんどん上手くなっています。
ちなみにこの作品は、着彩2枚めの作品です。
それにしちゃ上手いでしょ。
この作品には負けるな、という意味でのライバル作例。



左上の作例は、ちょうど10年ほど前の高卒生の作例。
京芸日本画に進まれ、
卒業後は日本画家としてがんばっている人です。
東京に居を移され活動されていますが、
最近は百貨店などでも個展をされ売れてるとか…。
毛糸玉は今回と同じハマナカ ボニーです。
色彩豊かに描かれていますね。ややざっくりしてますが。
手前に引き出された毛糸の描写が良いですね。
毛糸らしいラインに着目してほしい。
色彩感、全体感も参考になります。



左下の作例は、みかんの作例。
これも約10年前かな。京芸デザイン科に進まれ、
現在はアシックスでデザイナーをされているようです。
色彩248点で合格されていますがさすがに上手いですね。
(手撮りなので撮影状態が悪いです)



右下は、同じ「ハマナカ ボニー」ではあるが、
色が赤色の毛糸玉の作例。
レモンも少しみかんと近いので参考になるかなと思いました。
これは、約5年前の作例で、現在アスクで非常勤講師を
してくれている京芸日本画院生Yさんの作例ですね。
敦煌のお土産の饅頭ありがとうございました。

毛糸1本1本(←毛糸玉は1本なので、この表現間違ってますよね!)
の縄目を全て描いています。
材質感の表現がすごい。
ここまで緻密に描いてほしいと思いを込めて張り出しました。


さて、制作の方は…



今回アスクギャラリーに選ばれた2人の制作過程です。やや異なった方法で下地をつくっていますね。
モチーフの色や素材により、方法は様々に異なってきますが、様々な方法を試してほしいですね。
左のw君、毛糸玉の色彩感を重視しています。手順は良かったのですが追求がやや浅かった。
中右のNさんはデッサンがしっかりしてますね。毛糸玉をしっかり立体としてとらえられている。
最終やや濁ったので、今後注意して下さい。
せっかくいっしょに制作しているのだから、各自の良いところを取り入れあってほしいと思います。



そして講評。



十分とはいえない出来でしたが、それぞれがんばったと思います。
もうちょっと平行に貼ってほしかったけど。
この4枚の中から今回2枚がアスクギャラリーに選ばれた、ということです。
ちなみに同じモチーフのあと2枚は彦根教室の作例です。
りんごとパスタ袋の作例は、七条教室・北山教室の作例です。

今回、参考作例と制作風景を紹介させてもらいましたが、
アスクギャラリーを見るとき、掲載作品1枚1枚に、
このようなドラマが隠されていることを想像して
見てもらえれば、より楽しめるのではないでしょうか。

また、参考作例を見る時、この作例を描いた人は今頃何をされているのかな?
と考えてもらうと、より制作のモチベーションが高まるかもしれません。

これからもアスクギャラリーをよろしくお願いします。

Y師より

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10 October

自分の「好き」を分析する力

日中はまだ暑いくらい……でも夜はすっかり寒くなり、空気も乾燥しだしました。
秋は好きだけど冬の苦手なマシヤマです。(一番好きなのは汗ダラダラの夏です♪)


さて、特別講座(私大・国公立対策)が始まって約1ヶ月。そろそろ各大学の推薦入試が始まります。
今夜の北山教室でも、推薦対策をしっかり受講している生徒がいます。
 この二人(男子)はふたりともプロダクト志望。
 既に世の中にある製品の<部分>あるいは<全体>をデザインする課題を通して、『人とモノのつながり』を考えます。 彼は今<部分>を考えて試行錯誤中かな?

プロダクトデザインには魅力がありますね。
実は私もプロダクトデザインが大好きです!
ネットが使える便利な時代、おもしろいプロダクト製品を紹介しているHPやブログを見つけては楽しんでいます。
せっかくなので最近のお気に入りデザインを少し紹介★


これは『ドアロックチェーン』です。どうなっているかわかりますか?
手で持ってロックをかける部分が迷路のように複雑な形になっているんですね。
第一印象=「開けにくい!」 外側からむりやり手を突っ込んで開けられてしまう心配はありませんが、急いでいる時には厄介なドア!!!



こちらは『電気ケトル』です。注目はボディーの青い部分。
透明素材でできており、中の水が沸騰する様子が全て見える!という幻想的な逸品です。
これなら、カップ麺片手に待っている時間も退屈知らず。


両方に共通しているのが「あえて〇〇してしまった」魅力でしょうか。
「あえて内側の人間にも開けにくくしてしまった」、「あえて見えない部分を見せてしまった」。
そして、その根底には遊び心も存在しています。 特にケトルの見せ方は単に『見えるようにした』だけではなく『見せるための演出』にこだわっているため、感動すら覚えます。


好きなモノに出会ったら「なぜ良いと思うのか?」、「そこに共通点や相違点があるか」を考えてみるのも良いかもしれません。新しい発見があるかも……。

<マシヤマ>

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09 October

秋の夜は不安

こんばんは。

実技講師の上杉です。

もうすっかり秋です。後期も今日で第6週を終え、明日からは後半に差し掛かります。
10月、11月の2ヶ月間は、特に京芸受験生にとって、一番しんどい時期なのではないでしょうか。

12月に入るとセンター試験まであと1ヶ月強。ようやく出口が見えてきます。もちろん本番が近づく緊張感は日に日に増しますが、「勉強づけの日々からさようなら。」ができる日が近づいている。12月を向かえると腹を括ってラストスパートに挑めます。

ただこの時期、「センターまであと100日くらい」の時が一番つらい。そんなに長い期間の時間感覚が働かないので、実質、永遠の時間、勉強していかなくてはならないような感覚に襲われます。

しかも実技も伸び悩んでくる時期です。僕は京芸に向けて二浪しましたが、この時期は本当に精神的にまいっていました。きつかった…。

日々のノルマを決め、あまり先の事を考えず(ほとんど思考停止)、騙し騙し、1日1日、学科勉強をしていた記憶があります。


そんな時期はよく映画を見て気分転換していました。この時期はほとんど毎日、映画を見ていた気がします。画塾帰りにツタヤに行って「今日の1本」を小1時間、吟味した上でレンタル。ホクホクしながら帰宅。もちろん勉強をした後で、デッキにテープをガコン。

秋になると今でも映画を見る回数が増えるのはこの時期のサイクルが蘇って来るからだと思います。


皆も、何か自分なりの気分転換の方法を見つけてもらえればと思い、書きました。



浪人時代見た映画で思い出に残っている映画を1本、紹介します。



旧ソ連の映画監督 セルゲイ・パラジャーノフ監督の「ざくろの色」

明確なストーリーはなく、渇いた色彩で彩られたイメージの連続。
セリフも少なく、ほとんど静止画のような1シーンが20分ほど続いたりします。

ただ、色彩が半端なく美しかった。

京芸の工芸科の基礎授業で、上映された事もあると聞きました。

色彩感覚を磨く。とまではいかなくても、配色のヒントになるかも。


興味がある人は是非。
少しマイナーな映画で、レンタルDVD屋さんにはあまり置いていませんが、2年前、ビデオ1高野店の棚に並んでいるのを僕は確かに目撃しています。



                  上杉



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08 October

馬のスケッチ


こんにちは、事務局の吉井です。(こども教室も担当してます)
秋晴れの3連休。
今日は「こども造形表現教室」の課外授業で馬のスケッチに出かけてきました。

北山教室の最寄駅である北山駅から2つ北の「国際会館駅」を降りるとすぐに「宝ケ池公園」という大きな公園があります。
その敷地の中に実は馬がいるんです。知らなかった人も多いのでは。

平安騎馬隊といって、京都府警の騎馬隊で馬6頭が所属しています。
ちなみに、彼らは競馬のサラブレット出身だとか。
今は京都の祭(時代祭や葵祭)パレードで先導や、交通安全活動として出動し、活躍しているそうです。大文字、鞍馬、小倉など京都にちなんだ名前がつけられていました。

厩舎は、毎日午前10時から午後4時まで開いていて自由に見学することが出来ます。せっかくなので、絵を描きに行ってはどうですか?

では、今日の様子をすこし・・・
     
 
よしい

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