27 September 香り漂う こんばんは。京芸補強も2週目に入り、今回の描写のモチーフは扇子と豆絞り。けっこう気の遠くなるモチーフですが、扇子の白と豆の黒の鮮やかさが綺麗です。 私大受験後でマンガの模写をしたり…いろいろな課題をしています。一方、通常課題の方はみかんの着彩です。皮を剥いて描くので、部屋中がそれはそれは爽やかな香りが漂っています。と同時に思い出されたのが、私の受験時代、生魚を1日中細密描写したことがありました。良い思い出ですがけっこう大変な匂いでした。幸い、私は魚が大好きなので、その生臭さに耐えられないというようなことはなかったですが。より良い作品を求めるにあたって、「匂い、もしくは香り」って大切だと思います。モチーフを感じることの一つに「匂い」があるんだと思います。絵からそのモチーフの香りが漂ってくるような感じ。花を描いたらその花の清らかな香り。みかんを描いたら甘酸っぱい香り。生魚を描いたら、いい意味で少し生臭かったり。(あまりにも不快を抱くような匂いはどうかと思いますけど…そこまで酷い匂いのものはモチーフ対象にはならないでしょうね。)まとめますと、モチーフらしい匂いを感じる作品て、魅力的ですね。さて、いよいよ今年も残すところ1/4となりましたが、体調管理に気をつけて過ごしましょう☆(森) [0回]PR 2011/09/27 (Tue) 21:13 彦根教室 Trackback() Comment(3)
26 September 京芸補強 2週目に入りました! 京芸補強も2週目に突入しました。北山教室では、先週の描写も受講した人、今回が始めての人、合わせて10人で制作しています。校内生だけでなく、外部からの受講生がいることも嬉しいです☆ズラリと横並びで制作中 実は対面で制作本日のモチーフは? ←「扇子と水玉柄の手ぬぐい」です。嫌だなー! この細かい柄!! どう描けって言うの?! 何?この課題!!!どんなモチーフでも必ず効率の良い描き方があります。その方法を今日と明日で探っていきましょう。細かいものを描く時のヒント……①数える、②分割していく、③同じ手の動きを使う などいろいろありますよ。(おまけ) 別の場所で学科の自習中の I 君。険しい顔で勉強中。ヤル気を感じます☆<マシヤマ> [0回] 2011/09/26 (Mon) 19:44 アスクでのこと Trackback() Comment(0)
25 September 北山教室の様子 朝晩めっきり涼しくなって、私事ですが夏の間減退していた食欲が戻ってまいりました。 さて、北山教室の様子です。高校三年生、高校一二年生、中学三年生はいつもどおりの授業風景です。いつもと違うのは、日曜日にもかかわらず特別講座で浪人生が各大学ごとの対策をしていることでしょうか。こちらは愛知県芸の油画対策。こちら多摩美のテキスタイル。こちらは金美の視覚デザイン。同じく金美の日本画。そしてこちら尾道大の日本画。 いずれも過去問題あるいは過去問題に近い条件で制作しています。普段とは一味違った条件なり形式で、やや惑いつつもしっかり制作できていました。基本的な事柄を取りこぼすことなく押さえていれば、どんな条件でも柔軟に対応できます。 ところで、僕は持ち前のズボラから一人暮らしなのにもかかわらず、ほとんど自炊をしません。いつも外食かスーパーの惣菜ですませます。 米ぐらいは炊くこともあるのですが、それすら洗わない研がない。お釜にお米と水をジャーッと入れて、そのまま炊きます。まあいいだろうと。面倒くさいですし。むしろ栄養が洗い流されずに良いのではないか、ぐらいに考えていました。 しかしながら最近ふと、米をちゃんと研いで洗ってみようと、なぜだか急に思い立ったわけです。そしたら、全然違いました。 米はつやつやピカピカっと炊き上がって、それはもう美味しかったのです。今考えるとあのぼそぼそしたご飯はなんだったのかと思います。米が美味しいと他のおかずも全部美味しい。それで最近食欲が出てきたのかもしれません。 ここで特別対策講座の話に無理矢理こじつけますが、やはり基本です。米を炊くときに研いで洗うのが基本なら、実技の演習も基本があってこそです。 とくに浪人時代のわがことを思い出してみると今ぐらいの時期は、手癖で描いてみたり、ろくろく観察せずテクニックだけで描いてみたり、そんなことに溺れて勝手にスランプに陥っていたように思います。皆さんは大丈夫でしょうか。 炊飯の簡単な基本ができているだけで日々の食事が随分美味しくなります。同様に実技でも根っこが太く逞しければ、どんな形式の課題でも柔軟に美味しくいただけるのではないでしょうか。 長々と書きましたが、言いたいことをまとめますと。皆さんが大学に入って、もし自炊をするようになったあかつきには、お米は必ず洗おう、もしくは無洗米を買おう。ということです。あと、炊きたての白飯にはいい塩加減の焼鮭が最高、ネギをきざんだ納豆も捨てがたい。ということなのです。H [0回] 2011/09/25 (Sun) 18:06 アスクでのこと Trackback() Comment(0)
24 September 土曜日の七条教室 こんにちは。七条教室からお届けしています。実技講師の上杉です。最近はめっきり、朝晩が冷え込むようになりましたね。季節の変わり目は、体調を崩し易いです。今日も何人か、マスクをしてきている生徒さんがいました。受験生にとって、後期期間は、冬期直前講習に向けてじっくりと力を蓄える大切な期間です。体調管理にも気を使って下さいね。昼間家を出る時は暑くても、「何か1枚、羽織るもの。」基本ですよね。さて。今日は、土曜日の七条教室の様子をお伝えしたいと思います。 ↑クロッキーの風景です。受験生は、毎週土曜日の開始30分は皆で輪になって、クロッキーを行ないます。順番にポーズをとって描き合います。こちらは基礎生の導入風景。今日は「白黒写真からの模写」という色彩課題に取り組みました。課題の趣旨ををしっかりと理解する事が、その日の制作の充実度に繋がります。皆、真剣に非常勤講師S先生の話を聞いています。よしよし。↑中学生の生徒さん。一人は鉛筆デッサン。手前の生徒さんは、今週から2回の授業を使い、マンガ課題の制作を行っています。↑教室風景を描く「デッサン基礎コース」の社会人の生徒さんです。後期から、本人のリクエストで教室風景を描く課題を行っていく事になりました。今日から2作品目に取り掛かります。↑こちらは、夏期のAO入試で出願可をもらえた生徒さんが、成安造形大学の入学前プログラムを制作している風景です。この課題、特に制作時間は設けられていません。「自分が納得出来るまで描く。」今日で制作開始から18時間目。じっくりと、自分のペースでモチーフの持つ表情を味わいながら描いています。長期間の制作ですが、根をあげず、日に日に集中力が増しているように感じます。……と、ざっと紹介してきましたが、まだまだ紹介しきれないほど、多種多様な、様々な課題に取り組んでいる生徒さんがいます。年齢層も厚いです。皆さん集中して制作に取り組んでいるので、教室には心地良い一体感があります。皆で作り出している良い雰囲気だと思います。この調子で、後期も走り抜けよう!! 上杉 [0回] 2011/09/24 (Sat) 22:16 アスクでのこと Trackback() Comment(0)
23 September 滋賀の高校教員展 at 成安造形大学 最近は、毎日のようにアスクカーで滋賀県の高校を訪問しています。生徒も少しずつ増え発展してきている(夏のAOも全員合格した)草津教室をもっと知ってもらおうとがんばっています。昨日は、湖東の守山から琵琶湖大橋を渡って湖西の高校を訪問したのですが、その途上、成安造形大学に立ち寄り、同大学内の「ギャラリーアートサイト」で開催されている『滋賀の高校美術教員展2011』を観てきました。何人かの訪問先の先生方から紹介されていて、これはなんとしても行かねばと思っていたのですが、訪問アポイントの合い間にうまいこと行くことができました。日ごろ訪問した時は、当然受験対策の話ばかりさせてもらっている訳ですが、美術の根本的な話になることも多々あります。美術指導のベースになる美術観などに関しては、やはり創られている作品を知ることで理解が深まると思います。なので先生方の展覧会にはなるべく観にいくようにしています。たんに観たいというのもあるが。想像以上にレベルの高い展覧会でした。もちろん一人一人作品傾向は全く異なるのですが、1点1点見応えがあった。会場は2つあり、コンテンポラリー系と伝統系で(おおまかには)まとめられていました。滋賀県は美術部がものすごく盛んであることは前から知っていましたが、さすがに先生方もしっかり制作がんばっておられるのだなと思いました。会場も広くて美しくまったく美術館並みでうらやましい限りです。大学内の展覧会場に関しては、他にもいろいろあって、他にも学生やOBが展覧会をしていました(今回急いでたので素通りしましたが)。大学の方針でかなり力を入れられているようですね。やはり展覧会は、学生さんにはすごく勉強になりますからね。しかし、写真撮影禁止だったので、肝心の作品が紹介できません。アシカラズ。外部からの撮影はOKだと思うので撮っちゃいました。紹介します。あとは想像して下さい。成安造形大学に来るのも久しぶりだったので、日ごろお世話になっている入試課の方々にも挨拶に行こうと思っていたのですが、逆に受付をアスクカーで通過した瞬間に気付かれて、駐車場の案内を受けている間に、出迎えを受けてしまいました。で、カフェのチケットまでもらってしまった。草津教室開校時のお礼も…と思っていたのに、まったく逆になってしまった…のですが、まったく遠慮せずケーキセットをいただきました。展覧会を急いで見て、カフェテリア「結」にも初めて入った。ケーキセットもブログで紹介しようと撮影するつもりが、気付いたら平らげてしまっていた…。成安といえば、やはり琵琶湖ですよね。確か生徒さん達が自ら造ったというカフェ自体もお洒落で良いがやはり窓からの景色が最高。外に出てみると、全身青塗りの生徒が・・・さすが美大、今時こんなバカする奴はなかなかいないゾ・・・。いえいえ、これは今井教授の作品です。七色の像が琵琶湖を見ているのです。しかし、成安に限らない話だが大学にカフェって今時の学生はなんて恵まれているんだ!!とおいしいチーズケーキをほおばりながら少し怒りを感じたY師であった。(←説得力なし)ほんとは、次のアポがなければ、アトリエをまわってアスクのOB達に会いに行きたいところでもありましたが今回は無理でした。残念ながら。次の機会には「結」でケーキおごらせてもらいますので。琵琶湖大好き なY師より [0回] 2011/09/23 (Fri) 22:17 滋賀・草津駅前教室 Trackback() Comment(0)