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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
22 April

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19 September

日曜日の午前はカルチャータイム 

心地いい秋空になった今日この頃・・

職場も年齢も違う皆様が、
休日の日曜日の午前に絵を描くという時間。とても素敵ですよね。。

普段は違うお仕事をされていますが、
この時だけは時間を忘れて、皆思い思いに絵を描いてすごしています。

受験の雰囲気とは違って、優雅な時間が流れています。

北山通りに面していますが、教室は地下にあるという隠れ家的(?)な場所でカルチャー教室は行われています。


奥の方は水彩を、手前の方はデッサンをしています。
Y先生の指導もあり、枚数を重ねるごとにどんどん上達しているようです。


こちらの方は油画を描かれています。マレーシア人の方がモデル!
そうそう、以前Y先生を油画でかかれていたのですが、完成しました!

素敵!!
よくよく聞くと、油画をする前にまずは水彩で描いて練習をしてから、油画を描かれたそうです。
今後の作品もとても楽しみです♪


このような日曜日の午前を過ごしてみてはいかがでしょうか?


<ウエダ>

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18 September

土曜日の北山教室に、ズームイン!

こんにちは!

もうすっかり秋ですよね。
今日は北山教室で14:00~20:30の時間で行われている、土曜日の授業の様子を紹介していきたいと思います。

↑授業の始まりはクロッキーから。生徒一人一人が順番にモデルを務めます。オープンアトリエに自主制作にきた浪人生たちも参加します。
いつもは接点のない浪人生のお兄ちゃんお姉ちゃん達と一緒にクロッキー…。浪人生の手馴れた鉛筆さばきに基礎生達は少し緊張している様子です。
  
↑クロッキーが終わると教室を移動し、各自本日の課題に取り組みます。
上の写真は中学生と高校2年生の生徒さんです。二人とも鉛筆デッサンの基礎課題を制作しています。受験はまだまだ先ですが、基礎力をつけるこの時期はとても大切です。一生懸命に取り組んでいます。

↑こちらも高校2年生の生徒さん。本日のモチーフは「椅子」でした。
まずはスケッチから。色々な角度で観察し、椅子の構造を把握します。
椅子を倒して本人も地べたに座り込み…。見てくれなんて関係なく、泥臭くモチーフに迫っていく姿勢、素敵です。そのストイックさに乾杯。

↑こちらは高校3年生。受験もいよいよ後半戦。手に汗握ります。
今日の課題テーマは細密描写。もともと表情を細かく描くのが得意な生徒さん、水を得た魚のように活き活きと制作しています。けど、全体感も大切にね。

     
↑隣の教室では浪人生がオープンアトリエを利用し、自主的に制作をしています。通常授業の課題の手直しや、自分の問題点を克服する為、各々で課題を設定し制作に取り組んでいます。
真ん中の写真の生徒は色彩を制作しています。
「いつも色相の幅が狭くなるのが自分の問題点…。明暗の秩序を保ちながら、いかに色相のバリエーションを豊富にしていけるかにチャレンジしています!」元気良く答えてくれました。

大体の雰囲気は伝わりましたでしょうか?
浪人生、現役生、高校1.2年生、中学生。それぞれの目標に向かって、頑張っています。
とても良いモチーベーションで取り組めていると感じます。
この調子で、後期も駆け抜けましょう。

あ、学科の勉強も頑張って下さいね!



それでは今日はこのへんで。


                 上杉





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15 September

秋の風物詩……、それは京芸補強!!

こんにちは!

後期授業に入って3週間が経とうとしています。
アスクの北山教室では、先週から平日月、火、木、金の夜間17:30~20:30、『京芸補強』という京都芸大入試に向けた、描写/着彩/色彩/立体各実技科目の特訓授業が行われています。

今日は『京芸補強』について詳しく紹介していきたいと思います。

今週の京芸補強は着彩でした。
京芸補強「着彩」では、月、火の二日間で1枚づつ、作品を制作します。月曜日に1枚制作し、火曜日にもう1枚、同じモチーフを同じ時間で制作します。1枚目の反省点を踏まえ、2枚目はその改善に取り組みます。
今回のモチーフはポテトチップスでした!
彩度の高い固有色の表現と、明暗によるボリューム感の表現を両立する事が求められる、難易度の高い課題です。
それではさっそく、一日目の制作風景から順を追って見ていきましょう。

~一日目~
 
↑↑いつになく人がぎっしりの制作室。皆集中して黙々と制作しています。
悪戦苦闘しながらも、必死にモチーフに喰らいつきます。
難しいモチーフに現役生も果敢に挑みます…!↑↑
見ているこちらもハラハラドキドキ。「頑張って!」思わず声を掛けたくなる1シーンです。

 
↑一日目の講評風景。講評の中で、自分の作品の問題点を探しだします。皆、制作中と同じくらい熱心に、講評にも参加しています。

~二日目~
  
↑二日目は前日に描いた作品を壁に張り出した状態で描きます。一日あけると客観的になれる為、自分の絵が昨日の印象と全然違って感じる事がよくあります。皆、新たな気持ちで自分の作品と向き合う中で、昨日は気付けなかった自分の作品の悪い部分、または良い部分を見つけられたのではないでしょうか。その上で、各自今日の課題点をしっかりと意識します。リベンジに燃える生徒達。教室全体が熱気に包まれます。

 
↑↑完成しました。写真の作品は同じ現役生が描いたものです。左の作品は1枚目、右の作品は2枚目です。
1枚目は明暗を意識しすぎたあまり、色が鈍くなってしまいました。
2枚目では、色を鮮やかな状態で仕上げる事ができ、1枚目のリベンジは見事果たせましたが、逆に明暗が弱くなり、ボリューム感が乏しくなってしまいました。うーん、一つの問題点をクリアしたら、新たに他の問題が…。なかなか一筋縄では行かないものですね。

 
おやっ、この作品は浪人生の作品ですね。同じく左が一枚目の作品、右が2枚目の作品。どちらもレタリングの精巧な描写が光る作品ですが、1枚目は空間性を意識したあまり、色が淡くなってしまいました。2枚目はその問題点を上手く改善し、空間性と色味の強さの両立に成功しています。
うーん、あともう一歩、袋のナイロンの質感が表現出来ていればなぁ…。
いやいや、欲張ってはいけませんね。前日より上手に描けています。良く頑張りました。

さて、ざっと京芸補強の授業の様子を見てきました。大体の雰囲気は伝わったかと思います。今回の京芸補強「着彩」には、普段は別の画塾に通っている生徒さんも参加してくれました。普段とは違う場所で、知らない人達と一緒に制作をする…。入試と似たような環境の中に身をおく事はとても有意義な事です。浪人生の上手い作品も講評で多く見る事ができ、とても刺激的な二日間になったのではないでしょうか。

次回の京芸補強「着彩」のモチーフは「ホウレン草」。
次も一筋縄ではいかなそうだ…!
けど、次回も頑張るぞ!(指導を)

それでは今日はこの辺で

                  上杉

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14 September

センター試験まで・・

あと4ヶ月少々となりました。


学科の勉強にもだいぶと力が入ってきた頃なのではないでしょうか。
英単語を覚えたり、テキストを書いて覚えたり・・

私が高校時代の頃、勉強が得意な子が言っていました。
「ノートに書いて覚えるんだったら、シャーペンよりボールペンが良いよ」
確かに、シャーペンの濃さよりボールペン濃さの方が、目に入ってくる文字の印象が格段に違うことと、あとは、このボールペンが書ききれなくなるまで書き続けるんだ!という目標もでき、勉強がはかどりました。

書く・覚えるの他に何かいい勉強方法がありましたら是非教えて下さい。

- - - - - - - - - センター試験情報 - - - - - - - - - - -
出願期間:平成22年10月1日(金)~10月14日(木)
試 験 日:平成23年1月15日(土)・1月16日(日)

<ウエダ>

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13 September

月曜朝10:00は…… 「造形トレーニング!」

こんにちは。

アスクのST生/SP生クラスでは、毎週月曜日の午前中、「造形トレーニング」という授業を行っています。

「造形トレーニング」とは、描写、着彩、色彩、立体など各科目の制作に於いて重要な、数多くの方法論や技術の中から一つをピックアップし取り組んでいく実技関連科目です。普段の制作の中では落ち着いて取り組めないような事柄に、じっくりと時間を割いて向き合います。

今日はその造形トレーニングについて紹介していきたいと思います。

今日の造形トレーニングは「着彩論」でした。
「混色の道標」と題された今日の授業では、透明水彩絵具に於ける混色の理論を学びました。

受験生の皆さんは、着彩で不本意に色が濁ったり、鮮やか過ぎたり。絵具の混色で苦労した経験が多々あると思います。難しいですよね。
どのような絵具の組み合わせの時に鮮やかな色が出来るのか、または濁った色ができるのか。普段は手探りで感覚的に行っている混色に、実は「ルール」があるという事を学ぶ授業でした。

透明水彩に於ける混色の理論に関して、まずは30分間、担当講師のU先生とY先生の方からのレクチャーが行われました。
 
↑透明水彩の混色、U先生も受験生時代にとても苦労したとの事です。話に熱がこもります。色彩科目担当のY先生からも色相環に関しての詳しい話が聞けました。

レクチャーを終えた後は、透明水彩絵具での色相環の作成を行いました!どうやら混色を上手くコントロールするには、絵具の色が色相環上のどこに位置するのかを正確に把握する事が大切なようです。
  
切り抜いた升目に色を塗り、色味を見比べ配置を微調整しながら、美しい色相の環を作り出していきます…。

 
完成しました…! 
左はST生の作品。右の作品はSP生の作品です。今回SP生は彩度の高低も色相環で表現する事にチャレンジしました。

 
↑↑出来上がった作品を並べての講評風景です。

講評の中で、「今まで混色に苦手意識を持っていたが、実は簡単な事だと分かる事ができた。頭の中が整理できたし、これからの授業で試していきたい。」といった感想が多く聞けました。
とても良かったです。


次回はどんな授業になるのか、楽しみですね!!


それでは今日はこの辺で。

                           上杉

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