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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
15 May

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17 September

追いつく


受験生たるものテレビなど見る機会は無いと思います。
僕はあまりテレビが好きではないのですが、
受験生のぶんも見なければと、必死にテレビにかじり付くことを日々の修練に課しています。

テレビを見ていると最近とみに輝いている女優さんがいます。
石原さとみさんです。厚めの唇が素敵な女優さんです。
CMだドラマだ、と最近ほんとうによく見ますが、
そんな飛ぶ鳥を落とす勢いの石原さとみさんのことを
僕の知り合いの知り合いの知り合いは、こう評したそうです。
「石原さとみが最近やっと唇に追いついた」

今でこそまぶしいほどの輝きを放っている石原さとみさんですが、
以前はなんだか「ぶ厚い唇の、あかぬけない、もっさりした女優さん」という印象でした。
昔の彼女は、その特徴的な唇の存在感だけが行き場なくただただ宙に浮いていた感があります。
現在やっと、その唇が石原さとみさんの魅力のひとつとなった、と知り合いの知り合いの知り合いは言っているのでしょう。

さて、私が思うのは、
「面白いアイデアや豊かな創意に、あなたの技術は追いついていますか」
ということです。
偉そうにはなかなか言えないのですが、「面白い」ということはあるレベル以上の技術力があって初めて成り立つことのように思えます。
あるレベル以上というのは、せめて美大入試を突破できるくらいの、とも言えるかもしれません。
何かを的確に具現化するための技術がともなわないまま、大仰なアイデアや立派な創意だけが宙に浮いている様は、滑稽だと思います。あくまで個人的にそう思います。
唇のカゲにかくれ「ただの唇」だった石原さとみさんが、決死の覚悟と努力でもって「わたしの唇」を獲得せしめたことは容易に想像ができます。何を書いてるかわからなくなってきました。
とにかく、
将来やりたいことが、思うさま実現できるように、あるいは、面白いアイデアに「手」を追いつかせるようにするための、今はそんなひと時なのだと考えてみても良いかもしれません。

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