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今日もアートスクール

京都アートスクールの4校(京都駅前七条校、京都 北大路駅前校、滋賀 彦根駅前校、NET通信実技センター)の日々を随時更新。
03 May

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10 May

デッサン補強講座



鉛筆が使われるようになる以前、銀筆、シルバーポイントという道具がありました。銀以外にも様々な金属が、鉛筆の前身として描画材料として扱われて来たそうです。鉄筆、メタルポイントと呼ばれています。銀は、銀食器同様、空気に触れると酸化し、黒くなります。この黒くなる変化を利用して、昔は線の集積によるデッサンをしていたそう。鉛筆のように濃淡表現が出来ないので、線の集積、つまりクロスハッチングで描かれています。
受験生当時、レオナルドダビンチの手のデッサンのスライドを見せられ、しゃーしゃーと引かれた線が、銀筆で描かれたものだと知り、一度描いてみたいと興味を持ったことを思い出します。

今では、6Bよりも柔らかいものから、8Hなんていう硬さの異なる鉛筆が開発されている。様々な硬さの異なるものを選べ、銀筆よりも濃淡表現が可能な鉛筆デッサンのはずだが、果たして扱い慣れているか。まだまだ慣れていないのであれは、やはり、ここはひとつ鍛錬を重ね扱いに慣れ親しむべきだろう。
ASKでは、5/22(日)~、デッサン補強講座を全4回で開催します。どなたでも1講座から受講可能な公開講座です。落ち着いて1つのモチーフと向き合い、己のデッサン力を磨きましょう。


田和

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